マニュスクリプト症候群


マニュスクリプト症候群

当院には、NHK・民放テレビ・各局ラジオ、そしてフリーのアナウンサーやナレーターが多く通っています。
          
主に・・・
①喉を整備して発声能力の促進
②滑舌の向上
③過発声の早期疲労回復
④喉のリラクゼーション
が目的です。

最近、アナウンサーやナレーターの皆さまの施術を通して、ある傾向が分かってきました。
それは、ニュースや原稿読みのときに、なんとなく喉や声が詰まったり言い難くなったりする症状を訴える方が少なからずいます。
しかしながら、同じ人が野球中継等のアドリブや撮り直しのきく収録では、そのような症状は出ないのです。
専門医師に診てもらっても痙攣性発声障害などの音声疾患の診断は受けず、過緊張性の発声だろうと言われます。
やはりプロでも、文言を間違えたりかんだりしないよう張りつめてしまうのでしょうね。
そこで、当院では、原稿を読む場合と会話をしているときの喉頭周辺筋の筋硬度を調べてみました。
同時に、声の調子も比べました。
明らかに原稿を読んでいるときの方が喉頭周辺筋が硬くなり、また、声も揺れたり割れたり(FFTアナライザやオシロスコープ測定)していました。
本当に違いがわかるのは、耳でじっくり聴いてみると「非常に硬い声」に感じることでしょう。
耳が良い(音を比較できる能力に秀でた)人ならば、一発で判別できます。
実際、硬い声では、視聴者が違和感を覚えたり内容を信じ難く感じたりするかもしれません。
声は素晴らしい道具にも危険な武器にもなります。
カチカチの鋭い声は、相手の心を閉ざしてしまいます。
逆に、やわらかくしなやかな声は、相手の心を開き受け入れさせます。
もちろんニュースは客観的事実を伝えるものですが、聞く相手が最初に信用しなければニュースの信憑性まで疑われてしまいかねません。
相手に分かりやすく伝えるためにも、声はとても重要な要素を持っていることを再認識してください。
また、NHKと民放テレビのアナウンサーでは喉頭周辺筋の緊張度合が多少異なるように感じます。(あくまでこれまでの触診による主観です)
やはり堅い放送内容が多いNHKのアナウンサーの喉頭は、若干筋緊張の度合いが大きいような気がします。
さらに、アナウンサー全体では、過緊張傾向の発声の方は1~2割程度だと思われます。
一般の方が約8割と考えると、さすが声を生業とするエリートですね。
ご立派です!

★ニュースキャスターに限らず、一般の方々を含めて、原稿読みのときに喉が詰まりやすくなったり言い難くなったりすることを・・・

「マニュスクリプト症候群」

と命名。
その状態を言い表した私的造語で、決して医学的な病名ではありません



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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




注:マニュスクリプト(manuscript) 原稿






~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
# by aida-voice | 2008-04-12 22:37


會田ボイス整骨院や會田茂樹は、2006年の秋よりメディアに登場する機会が増えてきました。
共同通信社の新聞記事、ジャパンタイムズ、NHK(TV)、東京FMなど多くのメディアでご紹介いただきました。

NHK取材の様子
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また、現在も民放テレビ局や雑誌社などからのご依頼も頻繁にあります。
しかしながら趣旨にそぐわない内容もあり、多くはお断りしてきました。
お断りするのは「音痴を治したい」「1分で声が良くなる方法」など安楽かつ不可能な要求があるからです。
当院は、歌唱を教えるボイストレーナーでも、喉の治療をする耳鼻咽喉科医師でもありません。
喉を楽器に例えるなら、その人その人の楽器を調整や調律して楽器のポテンシャルを引き出すのが役目です。
そう、声が最高に出る状態に仕上げるのです。
声は、声帯を含め周辺の筋肉が活動して作られます。
使う道具は呼気という「空気」だけ。
つまり、スポーツと同じです。
野球ならボールとバットとグローブ、ゴルフならクラブとゴルフボール、そして発声は空気なのです。
繊細な筋運動と同時に芸術性を付加させたのが歌です。
実際、スポーツや芸事は一朝一夕では上達しないのはご存知の通りでしょう。
同じように、声も瞬時には良くなりません。
喉頭クリニカルマッサージは即時効果で声が良くなりますが、それほど長続きしません…
しかし、筋肉の反応性と記憶力によって、繰り返しの施術で徐々に「良い声」や「楽な発声」を覚えていくのです!
その期間が短いか長いかは人によって異なります。
一旦記憶すれば、自転車に乗ることを忘れないのと同じように、良い発声を忘れはしません。
これらの事実を正確にお伝えくださる報道機関には、声で悩まれる多くの方々のためにも、喜んで情報を提供させていただきます。
当院の研究は日々進歩しており、今後も更なる攻究に打ち込む所存です。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。

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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





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# by aida-voice | 2008-04-11 01:01


ついに・・・
喉頭クリニカルマッサージを公開します!

(首の前面部や喉のマッサージ)





今回は胸骨舌骨筋および下咽頭収縮筋(輪状咽頭筋を含む)など、甲状軟骨近辺部のみです。
舌骨上筋群、輪状甲状筋、顎関節周辺筋、胸郭形成術のMassageは順次発表します。


【なお、秘技(ハイ・テクニック)の部分は未公開とさせていただきます】



2005年より本格的に始まった発声能力を高める当院の施術は、一色信彦京都大学名誉教授によって「喉頭クリニカルマッサージ」と命名されました。
1970年代に米国のアロンソンやロイが行っていましたが、これほど繊細なMassageは行っていません。
喉頭周辺の細かく複雑な筋肉を探るための熾烈なトレーニングを経て完成しました。
今では神技的な會田の手技に加え、喉頭牽引器・オリジナル低周波・微弱電流・専用超音波・エコー診断・筋硬度計測・外喉頭筋ビデオ精密検査・気流測定など多岐にわたって詳しく正確な施術が可能になりました。
今回は、その一部を動画で供覧いたします。





※なお、喉頭周辺筋の詳しい解剖知識と緻密な触診能力の無い方の無茶なMassageはお止めください。この付近には頚動脈・甲状腺・耳下腺・顎下線・腕神経叢・その他繊細な器官がたくさん存在します。筋断裂だけでなく、血管神経性反射による失神や甲状腺クリ―ゼなど、場合によっては重篤な症状にいたるケースも多々ありますので素人治療は厳禁です。




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あなたも喉頭クリニカルマッサージで、
良い声や求める音声(高音・低音・艶声など)を獲得しましょう!










さあ、至高の手技をご覧ください。
これによって、喉の各筋がリラックスして、運動性が向上します。








ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)






追記:これらのMassageを、喉頭医学に無知でテクニックが未熟のひとが行うと、反回神経麻痺・筋断裂・血管神経性反射失神など、命にかかわるような事故も多発しています。決してマネしないようご注意ください!







~メッセージ~
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# by aida-voice | 2008-04-11 00:09


會田ボイス整骨院では、
GID(性同一性障害 MtF)の
声を高くしたい患者様も
多く診ております。



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男性の声から女性の声にするには…
1:物理的に甲状軟骨や声帯を変化させる方法… つまり手術
手術には、甲状軟骨形成術Ⅳ型およびアダムのりんご切除術によってなされます。高い確率で声が高くなり、甲状隆起も目立たなくなります。また、喉頭枠組手術は傷跡がほとんど残らない素晴らしい技法なのです。
2:発声の仕方を変える… つまり発声訓練(ボイス・セラピー)
の二つの手法があります。



ここからが≪新情報≫です!
いま、当院では前述と異なる、喉頭の筋肉の運動性を高める手法で、GIDの皆さまの求める高音獲得に成功しております。
これは全く新しい概念です。
その大まかな二つをお話しましょう。


舌骨上筋群の筋力を高め、声道狭小を持続させる力をつける
甲状軟骨の大きさを変えたり移植したりするのは不可能なので、甲状軟骨上部の空間を小さくして音を高くします。
ここで気をつけなければならないのは、ただ単に筋力強化に邁進すると、深みのない鋭い高音になってしまい、女性らしさが損なわれてしまいます。
そこで、しなやかで運動性の豊富な筋力アップを目指します。
決してボディービルダーのような筋肉になってはいけません。

また、筋肉にはスタミナも必須です。
ホールドした状態を一日中楽に維持できなければ、ちょっと疲れるとすぐに低音に戻ってしまい、女性の服装を身に着けていても男性だと分かってしまいます。
したがって筋力と持続力をアップさせます。

これらには特に〇〇筋と××筋の活発な活動が重要であることが判明しました!
(これらは研究開発に多大な時間とコストがかりましたので、現在、企業秘密にさせていただいております。誠に申し訳ございません…)
練磨された會田の触診と特殊な筋硬度計を用いて変化を見極めます。



輪状甲状筋(前筋)を十二分に使う

輪状甲状筋を使いこなすには次の二つのステップが欠かせません。

ⅰ最初に可動範囲をしっかり拡張しましょう。
どんなに高音発声のボイストレーニングをしても、輪状甲状関節が動かなければ上手く鍛えようがありません。
膝の関節がほとんど曲がらない状態で100m競争を走っても、早く走れると思いますか?
きちんと基礎的な関節可動域を得なければ改善効率が悪いのは自明の理です。
甲状軟骨下端正中から輪状軟骨上端正中の長さと前後方向位置(最大および最小値の測定)、輪状甲状関節の角度計測によって知ることができます。

ⅱ次に、輪状甲状筋の筋能力強化です。
筋力トレーニングに大切なことが二つあります、。
最初に、最も大切なのは輪状甲状筋の正確な位置をつかむこです。
例えば、皆さんは、腕の「力こぶ」を立派にしたいとき、上腕二頭筋以外の筋肉を鍛えることはしないでしょう。
それと同様に、正しい場所を知ってください。
二つ目に、実際の訓練です。
それぞれ個々の動きがあります(輪状甲状筋は輪状甲状関節を二方向移動させるため垂部と斜部に分かれる)ので、動きに応じたストレッチングや筋トレをします。
数々の結果、徒手介助によるピンポイント・トレーニングが最も効果的で、弾性テーピングやゴムバンドを用いたトレーニングを行うこともあります。

その他にも重要な良策がありますので、會田ボイス整骨院までお尋ねください。




当方法では、スポーツや言語習得と同じように一瞬で好結果は出ませんが、根気よく積み重ねれば理想の声に近づくことが多々あります。
実際の当院のMtF施術にはさらなる仔細な方法がありますので、詳しくは會田ボイス整骨院までお問い合わせください。



そう、声はすべて筋肉によって作られるのです。
そして、筋肉には反応性と記憶力があるのです。
自分自身の筋肉の潜在能力を信じてあげてください!




★大切なこと★
ただ単に「音」が高くなるのが重要なのではなく、
日常生活で使って心に沁み込むような艶のある
本当の意味での「声」でなければ意味がありません。




これらはGIDの皆さまだけでなく、声が低くて悩んでいる女性の方にも有効です。



もちろん、手術後の微調整や発声訓練を受けながらの筋力強化併用も相当有効でしょう。






ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





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# by aida-voice | 2008-04-10 17:58

のどテーピング


発声能力向上のためのテーピングをご紹介します。
発声は小さなスポーツです。
繊細な触診で探査した個々の筋肉に適切な弾性テーピングを貼付します。
疼痛除去(喉の痛み)や高音発声補助などの役目を担います。
貼ってビックリ、効果が絶大です!!!!!


左胸鎖乳突筋の保護と左胸骨舌骨筋の筋トレ
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≪高音発声強化≫


輪状甲状筋トレーニング用テーピング
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部位や貼り方など詳しくは当院でご確認ください。




ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)






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# by aida-voice | 2008-04-08 00:26

重症筋無力症


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当院には重症筋無力症(Myasthenia Gravis 略してMG)の患者様も複数名いらっしゃいます。
主たる特徴として、筋力低下や球症状によって構音障害や嚥下困難が現れます。
私にはこの難病を治す力も資格もありませんが、喉頭の筋肉の観点から、ほんの少ししゃべり易くしたり食事を楽にしたりできればと願って施術しています。
MGにおける喉頭諸筋の様子を詳しく記した有用な医学文献が見つからないため、現在、通院される患者様のために深く研究しています。
ここまで分かった筋状態や内容の一部をご報告します。
喉頭周辺筋の筋力低下は、とくに夕方が著名で、会社員の場合は週初めより週末に向かって疲労度が蓄積し症状が増悪します。
精密な触診による筋状態の特徴は、一言で言うならば「弛緩と緊張が混在している」につきます。
ダイレクトに触診可能な肩甲舌骨筋や胸骨舌骨筋などの甲状軟骨近辺にある筋群はほとんど弛緩しています。
触ると、マラソンを走り終わったような下肢の筋肉のように淀んだ浮腫みを感得できます。
また、舌骨上筋群の表層も弛緩しているのですが、その奥にある茎突舌骨筋や茎突咽頭筋などの喉頭をホールドしている深部筋が非常に硬くなって(過緊張)、舌の動きや発声に悪影響を及ぼしているような気がします。
そのため、しゃべるとき詰まる感じがする、息の通路が細く感じるなどの訴えも納得できます。
あえて結論付けるなら、過緊張性発声と低緊張性発声の複合の様相でしょう。
次に、エコー血流計で外頚動脈、上喉頭動脈、上甲状腺動脈の血流量や血流速度を計ってみましたが、何度試みても正確なポジションを把握できない状況でした。
改善のための施術は、過刺激を与えない非常にやさしいものとなります。
再び微細な触診で筋肉の状態を検査します。
「正確に筋肉を知ること!」 これが最も大切です。
そのためには時間と労力を惜しまず何度も何度も触ること≪アクティブ・タッチ≫です。
そして施術を開始します。
弱い低周波3V1200Hzを10分弱通電します。
その時の通電する部位と面積が最も重要なポイントです。
この2点を外すと効果は全くありません。
これも丹念な触診で通電場所を探し当てます。
時に症状に応じて超音波治療を行います。
筋緊張を伴う舌骨上筋群深部筋をターゲットとするため3MHz小面積プローブを使用します。
出力は50%に抑え0.75W/m²で、下咽頭収縮筋甲状軟骨翼付着部から顎二腹筋後腹乳様突起部まで左右3分間アプローチします。
最後は喉頭クリニカルマッサージです。
血行不良気味の弛緩した筋の循環機能回復手技と、緊張している筋硬縮の緩解を目指します。
ビロード・タッチのやわらかくやさしいマッサージを丁寧に実践します。
術後は「あぁ、生き返った」「のどに空気がたくさん入ってくる」「しゃべるのがとても楽になった」「つばが飲み込みやすくなった」「舌が下に張り付いていたが動き出した」などの感想をいただきます。
私は医師ではないので、MGの治療をしようなどの大それた考えは持っていません。
喉頭症状(発声や嚥下)に関して少しでも楽になればと強く願っているだけです…
MGの喉頭諸筋に関するデータや研究成果をお持ちの方は、なにとぞご教示ご教導くださいますようお願い申し上げます。
さらなる考究を深め、お役に立てる情報を再びお伝えできればと存じます。




最後に、重症筋無力症の患者様のご回復とご多幸を心より祈念しております。





ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




※お知らせ
当院では重症筋無力症の治療は行っておりません。
医師の指導のもと発声効率や嚥下容易を目指した施術を行っております。
ここに記載した内容は會田茂樹の触診感覚に依るもので医学的に証明されたものではありません。








追記:嚥下改善の情報は ⇒ 「嚥下マッサージ






~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
# by aida-voice | 2008-04-05 07:29

遠方来院者の速攻改善


速報



当院には北海道や九州・沖縄など全国各地から多数ご来院いただいております。
それだけ声で悩んでいる方や本気で声を良くしたい人が大勢いらっしゃるのです。
この事実を真摯に受け止め、この先も研究を重ね、より効果的な施術のご提供をお約束いたします。

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さて、遠方来院者にはいつもお願いする事柄があります。
このお願いによって新しい発見をご報告できることになりました。

それは、遠くから頻繁に通院するのは大変だと思い…
①3泊4日や5泊6日でお越しいただく
②さらに午前午後の一日2回の施術を受けてもらう
このようなお願いをします。


すると高い確率で、改善が速いことに気付きました。
現在、都内や近郊から来院される方は平均約2.8回/月です。
12回の施術を受けるのに4ヶ月以上かかります。
ところが遠方来院者は6日間で12回の施術を受けます。
音声障害の患者様は、グングンと速攻で改善していきます。
歌唱能力UPをご希望の方は、みるみる良い声になっていくのです。
人間は、声帯を含め、すべて筋肉を駆使して霊妙な声を作り上げています。
筋肉は「反応性」と「記憶力」の要素を持っています。
そう、まるで小さなスポーツです。
そこで、ゴルフやバレーボールがどうやったら上手くなれるかを考えてください。
月に1~2回の練習では、熟達に時間がかかりなかなか上手くなれません。
それに照らし合わせると、遠方来院者の施療はスポーツでいう合宿のようなものですね。
プロ野球でもJリーグ(サッカー)でも、シーズン前にはキャンプや合宿を行って、集中的に身体能力をレベルアップさせます。
きっと発声も同じかもしれません



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●遠方来院者に限らず、短期速攻で改善や向上させたい方は遠慮なくお申し出ください。
●注意:喉頭周辺筋は微細で弱い筋肉のため、その人に合った適切な施術やトレーニングをしなければ、逆効果であることも附言させていただきます。




ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





※追記※
2008年7月1日より、會田ボイス整骨院はボイスケアサロンと名前を変更し、施術の発展によって、さらに効果の増大と維持が可能になりました。本文記載の通院回数の半分程度で同じ成果をあげることができます。したがって連続集中施術も、2回/日から1回/日でOKだと考えます。益々の進化にご期待ください!


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# by aida-voice | 2008-04-05 01:08


これまで大勢のソプラノ歌手の喉を触診してきました。
有名な外国人歌手から、趣味で歌っている一般的日本人まで…
一流音大を目指す小中学生から、92歳でなお綺麗な声で歌いたい合唱団員まで…
喉はそれぞれ異なり、同じものは一つもありません。
私はよく喉を楽器にたとえます。
量産されたチープな楽器は個性や楽器能力が高くありません。
しかし、人間の楽器(喉頭)は、実に巧妙かつ洗練されて出来ています。
ところが、その素晴らしい楽器を使いきっていない歌手が多いのも事実です。
今日は、ソプラノの声質の違いによる喉頭や筋状態をお話しましょう。


コロラトゥーラ(レッジェロ)
甲状軟骨の大きさ:やや小さい
甲状軟骨の形状:広角で、両翼がやや内側へ入っている
舌骨の大きさ:甲状軟骨外径より小さいことが多い
舌骨の高さ:茎突舌骨靭帯の短縮傾向があって高位
外喉頭筋の状態:輪状甲状筋の筋腹が十分触れられる
舌骨上筋群の状態:ややTonusでも筋力としなやかさでカバーできる
難点:適切なケアをしない場合、20代後半以降になると各筋力が低下し、喉頭の動きがTightになってコロラトゥーラを歌えなくなることがある


リリコ&リリコ・スピント
甲状軟骨の大きさ:普通(もしくは小さいが縦長構造)
甲状軟骨の形状:やや鈍角で、立派
舌骨の大きさ:甲状軟骨と同径
舌骨の高さ:Nomal
外喉頭筋の状態:柔軟性ある筋が望ましい
舌骨上筋群の状態:同上
難点:過緊張発声を伴った場合、①中低音域にわたるムラのない音量維持が困難、②咽頭収縮筋のTonusによって輪状甲状関節の可動域が狭まり高音が出なくなる


ドラマティコ&スフォガード
甲状軟骨の大きさ:大きい
甲状軟骨の形状:広角ではあるが、甲状軟骨エッジが大きく張り出している
舌骨の大きさ:甲状軟骨と同径またはやや小さい
舌骨の高さ:高さは様々である
外喉頭筋の状態:柔軟性ある筋が望ましい
舌骨上筋群の状態:同上
難点:筋力不足に陥った場合、喉頭を定位置に保持するのが大変なのか、甲状軟骨が奥上に引き込まれて位置することが多々あり、高音がかすれ粗野な音色になりやすい


なお、上記は、多くの優秀なソプラノ歌手に触れて感じた総合的な私的評価です。
これに当てはまらない喉でも、歌の上手いソプラノ歌手はたくさんいらっしゃることをお断り申し上げます。


すべての音楽は楽器の良さだけで決まるものではありません。
十分に訓練された技巧と音楽性がマッチしたとき極上の音楽になります。
ただ、音の鳴りの悪い楽器でトレーニングを続けた場合、小手先のテクニックに奔走するケースが見受けられます。
できるなら素晴らしい楽器で演奏したいものですね。
あなたの喉も大切な楽器なのです。

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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




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# by aida-voice | 2008-04-04 23:03



會田茂樹の触診と発声時外皮画像診断で過緊張性発声の喉状態が詳しくわかります。
その例を示しましょう。



症例1
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甲状軟骨がやや縦長で甲状軟骨翼が深めの喉頭です。下咽頭収縮筋および輪状咽頭筋が硬く、その要因もあって輪状甲状筋が正常に稼働していません。舌骨上筋群も緊張して甲状軟骨がやや上部に位置しています。また、右肩甲舌骨筋および右胸鎖乳突筋が左側に比べて筋肉が強く隆起しているため顎関節の開口右変位も見られます。ピッチコントロールが難しく、疲労しやすい喉の典型だと思われます。


症例2
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非常に大きく形の良い甲状軟骨です。甲状軟骨を保持するのが困難なためか、咽頭収縮筋に張り付くように存在しています。舌骨上筋群や顎二腹筋に左右差があり、口を開けるときにS字状になるのが特徴です。筋硬縮と可動不全により、低音が十分に利かず、高音が鋭い音になりやすい可能性があります。


症例3
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広角で大きめの甲状軟骨は素晴らしいのですが、左胸鎖乳突筋と右胸骨舌骨筋のバランスが悪い喉頭です。顎二腹筋後腹が緊張しているので、発声時に喉頭そのものが奥上に引き込まれます。甲状軟骨舌骨間が狭く、声帯や内喉頭筋に供給される血液が少ないことにより酸素&栄養供給不足によってスタミナがありません。


このように過緊張性発声と言っても、それぞれ特徴があり、同じ状態では決してありません。一人ひとり異なります。当院では、細かい各筋を探し出して喉頭クリニカルマッサージやストレッチングをして微調整します。
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喉は楽器に例えられます。
うまく整備したり調律したりしなければ良い音は鳴りません。
また、声帯もそれを動かしているのもすべて筋肉です。
そう、スポーツをしているのと一緒です。
一流のアスリートが身体能力を極限まで高めているのと同じように、「のど能力」を最大限に高めてあげてください。
整備すれば、びっくりするような良い声になるのに、本来の実力を使いきっていない喉の人が本当に大勢います。
まず、最初に自分の喉を知りましょう。


人の心を打つ声…
人を感動させる声…
あなたも成し得てください!



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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




※お知らせ
当院では耳鼻咽喉科のような喉の治療は行っておりません。
また同様にボイストレーナーのような歌の指導も行っておりません。
喉頭筋群を調整して発声能力を高める施術を行っています。
このブログの内容は、何千もの喉頭を触ってきた経験に基づく私見です。
上記の画像は各学会発表用で、当該患者さまにご了解をいただいております。



★過緊張性発声は、痙攣性発声障害・音声振戦症・吃音構音障害などでも見受けられる症状です。このような音声障害の方々に、喉頭周辺筋を柔らかくする施術を行うと、楽な発声が可能になることがあります。しかしながら、これは完治するのとは異なり、一瞬で元に戻ってしまいます…




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# by aida-voice | 2008-04-01 22:48


輪状甲状関節の動きを見てみよう!

高音発声について語られるとき、常に「輪状甲状筋」の名前があがります。
その名前は、書物やサイトでもよく聞きます。


しかし、皆さんはどのくらい正確に知っているのでしょう!?


私は、何年も喉頭研究に携わって、ようやく最近になって本当の動きを把握しました。
頭でわかったつもりでも、平面で考える論理(二次元)には限界があります。
私は、ドイツ製喉頭機能模型で大まかな動きを理解し、アメリカで最も有名な医療研究機関メイヨークリックで摘出喉頭(専門の医師によりご遺体から取り出した新鮮な喉を解剖)を実際に触れて、やっと完全に動き方がわかりました。




今回は当院にある喉頭模型を横から見た輪状甲状関節の動きを見てみましょう…



まず、輪状甲状関節を動かす輪状甲状筋です。
垂直部と斜部に分れ、輪状軟骨弓を挙上し甲状軟骨板を下降、輪状甲状間を短縮させて声帯を引き伸ばします。
それが下の絵図(側面)と写真(正面)です。


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次に横から見た輪状甲状関節の動きです。

低音発声時
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高音発声時
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真上から見た声帯の様子です。

低音発声時(輪状甲状筋は弛緩)
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高音発声時(輪状甲状筋は収縮)
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※模型ゆえ完璧な可動状態でないことをお断り申し上げます…




ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




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# by aida-voice | 2008-03-23 23:26


京都の一色クリニックでの喉頭クリニカルマッサージ外来の様子を報告します。

日時
毎月第2・4水曜日 9:30~18:30
特徴
一色クリニックでは大勢の音声障害の患者さまを中心に診ております。
適応症例
痙攣性発声障害、声帯萎縮、声帯浮腫、反回神経麻痺、吃音障害、声帯結節、ポリープ様声帯、歌声障害、過緊張性発声障害、喉頭外傷、声失症など(これらはほとんどが手術に至らないけれど難治のものが主)です。また、甲状軟骨形成術後のリハビリや歌手の歌唱力アップも行っています。
施術成果
完全治癒するものではないが、即時効果があるケースが多く、筋肉の反応性と記憶力(つまり体が覚える)によって回復していきます。
課題
①筋硬度や血流量の客観的データを録って、喉頭クリニカルマッサージの作用の科学的検証を進めること。
②SD法(Semantic Differential method)を採択して、心理学的測定法を敢行する。それによって喉頭クリニカルマッサージの意味構造を明らかにすること。
③さらなる効果的な施術を行い、ひとりでも多くの皆様にご満足いただくこと。




                The situation of my treatment
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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)






お知らせ:一色クリニックの喉頭クリニカルマッサージ外来は、2009年9月をもって終了しました。






~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
# by aida-voice | 2008-03-21 00:34


第52回日本音声言語医学会総会で「喉頭クリニカルマッサージの取り組み(Laryngeal massage)」を発表しました。
平成19年10月26・27日 国立身体障害者リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)

2007年10月28日発表


これが、會田茂樹の医学会デビューでした!
そのときに口演した全文言を公開します。



喉頭クリニカルマッサージの取り組み…。
本日は、始まって間もない喉頭クリニカルマッサージの大まかな流れを簡単にご報告させていただきます。
私は医師でも言語聴覚士でもなく、骨筋腱等の外傷をケアする国家資格を持つ柔道整復師であり、アマチュアのテノール歌手です。
自分自身や知人歌手の喉頭を、外皮から発声効率を高めるアプローチとして、喉頭クリニカルマッサージが誕生しました。
現在、当院ではテレビや舞台で活躍している歌手、俳優、歌舞伎役者、アニメの声優、TV局アナウンサーの方々に施術を行っております。
また、一色クリニックで、手術の対象にならない声帯結節や機能性発声障害にも有効であることが分かり、平成19年1月から喉頭クリニカルマッサージ外来を開設しました。
施術の流れを簡単に説明します。
まず、アプローチの基本は触診です。
喉頭の細かい筋肉を指先で判別することをアクセスと言います。
アクセス可能部位は、喉頭周辺の筋肉や腺などの軟部組織です。
筋の起始停止やモーターポイントの位置、硬縮部、隆起部、左右差などを探査します。
ただし、深層の組織への正確なアクセスは難しく、また個体差が激しいため不能な場合も多々あります。
そのアクセスのためのトレーニング方法です。
何よりも指先の練磨が必要です。
熟達方法として、まず、多くの軟部組織に触れることです。
私は平成2年の開業以来、延べ30万人以上の四肢や躯体に触れ、触診に慣れてきました。
次に、適当な大きさの砂粒10粒を大きい順に並べ替えルーペで確認することや、髪の毛を紙厚の薄いノートにはさんで形状を探査し、1枚2枚・・・5枚とページ数を増やして指先の感覚を磨きます。
日々のトレーニングや解剖による検証がかかせません。
ビデオ画像はアメリカ・メイヨークリニックで、摘出喉頭の新鮮な筋肉や各軟部組織を触覚検証したものです。
次に実際の施術です。
多くは最初に物理療法を行います。
頚部前面筋をストレッチするための専用間欠牽引機や僧帽筋部のホットパック、低周波や微弱電流などの電療を用いて、発声に関与する軟部組織を柔和にします。
そして、喉頭クリニカルマッサージを敢行します。
喉頭周辺、顎関節周囲、頚背部などの個別の筋や各組織を丁寧に探り当てて、全体およびピンポイントのマッサージや押圧、ストレッチング、筋トレなどの手技を行います。
さらに甲状軟骨をやや反転させて披裂部内のマッサージを行うこともあります。
気を付ける点として、頸動脈洞反射による失神、過加圧による軟部組織(外喉頭筋群、舌骨上筋群、迷走神経、反回神経、甲状腺、耳下腺、顎下腺、上喉頭動脈など)の損傷、甲状腺疾患に対する禁忌などが挙げられます。
写真は、反回神経麻痺に対する甲状軟骨形成術ⅠプラスⅣ型後の歌唱力回復を目指した、ドイツ・ザールランド歌劇場、専属テノール歌手、ベー・チェチョル氏の施術をNHKが2週間にわたって取材した模様です。
なお、これらの写真は本人およびプロモーターの許可をいただいて本日供覧しております。
施術の様子です。
①平成19年1月~5月までの新患86名の再来院率は100%で、一回の施術で即時効果のある症例が多く、初診時の最後に次回の予約を希望して行きます。10月現在では、日本全国および海外からの遠方来院者増加に伴い単発受診者が存在します。
②患者自身が自覚的に喉頭周辺の筋緊張の緩和を実感し、発声や歌唱が楽になります。また、嗄声の減少、喉頭痛の緩和、嚥下がスムーズになる報告も多数ございます。
まとめ。音声障害は、精神的要素が無視できず、それがすぐ筋肉に反映してくるため、これらの施術によって、機能性発声障害や神経性構音障害などの症状改善や回復の契機になる可能性があります。
そして、問題点としては、1:客観的正確なデータを得るのが難しいこと。2:一回の施術の効果が長続きしないこと。3:触診や手技のテクニックの習熟が難しいことです。
改善すべきところや問題点は山ほどありますが、大勢の医師の指導を受けながら討究が加速度しながら進んでおります。
これまでに欧米でもアロンソンやロイなどが喉頭のマッサージを試みていますが、このように綿密なマッサージは行っていないようです。
実際のメカニズムがなぜ効くかは現時点では簡単には分かりませんが、効く事は予想以上で、研究観察のデータの積み重ねで大いに発展の余地があると考えます。
この先、喉頭クリニカルマッサージを正しく確立していくには、医師や言語聴覚士である皆さまのお知恵やお力添えが不可欠でございます。
何卒ご教導賜りますようよろしくお願い申し上げます。
本日は、当該施療の大まかな流れをお伝えさせていただきました。
最後に・・・、喉頭クリニカルマッサージ中の梨状陥凹から披裂部付近のファイバー映像を供覧して終わります。
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当日、写真を多用した10枚のスライド写真に4つの動画と、ビジュアル面でも豊富な講演を行いました。
国立国際医療センターの田山二朗先生の座長進行の元、東京ボイスセンターの佐藤麻美先生や東京医療センターの角田晃一先生から的確なご質問を頂戴いたしました。。
稚拙な内容にもかかわらず多くの医学者からご興味をいただき、学会終了後、当院見学希望の先生が多数いらっしゃいました。
音声を専門とする医師や言語聴覚士の皆さまは、みな温和で非常に優秀な御仁が多いことに気付きました。
やはり『声』という繊細なモノを扱っているからでしょうね。
今回、この発表が完遂できたのは、一色信彦先生、金沢英哲先生、長井慎成先生、萩野仁志先生、上村憲一郎先生、後野仁彦先生のお力添えの賜です。
この場を借りて心より感謝申し上げます。

さて、このブログをご覧の皆さんに、実際に学会で供覧した「喉頭クリニカルマッサージ中の梨状陥凹から披裂部付近のファイバー映像」をお届けしたいと思います。
喉頭内部に見えるのは一体何でしょう…
指? 舌骨後端? 甲状軟骨上角?
それでは驚愕のシーンをご覧ください!
















ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)






~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
# by aida-voice | 2008-03-15 00:18

言葉をかまない方法



Make your flowing eloquence better.


これまで言葉をかんでしまうのは、舌の動きと共に、口の筋肉も大きく影響していることが伝えられてきました。
確かに、口唇を作用させるのは口腔周辺筋です。
当院の調査ならびに検査の結果、その開口効率を高める重要な要素の一つとして舌骨上筋群≪写真1≫の関与が分かってきました。
口を閉じる筋肉は咬筋≪写真2≫・内側翼突筋・側頭筋が働き、口を開く筋肉は外側翼突筋・補助として重力・顎二腹筋・顎舌骨筋があります。
外側翼突筋は小さな筋肉です。≪写真3≫
動物は開口する力よりも咬む力の方が強いのです。
そう、ここで、舌骨上筋群がTightな状態では開口がスムースにいきません。
また舌の構造も知っておくと良いでしょう。
よく舌の付け根を「舌根」と表現をしますが、滑舌に関与する舌の付け根は下顎オトガイ舌骨棘から始まってグルリと回って舌先となります。≪写真4≫
やはり舌骨上筋群も大きく関係します。


ここでこれらの簡単な改善運動をお伝えします。
①咬筋をほぐす(3分程度)人差し指と中指で円を描くように優しく顎関節前方から頬にかけてマッサージします。この周辺を十分に弛緩させることにより開口を楽にします。≪写真5≫
②舌骨後端を母指と示指で前下方に引き出す、または、下顎下の皮膚を下前へ引っ張る(ゆっくり10回)
③引っ張ったまま会話や歌唱をする(3分程)②と③は、舌骨そのものや正中の皮膚を緩くつまんで舌骨を斜め下に引き下げます。これによって喉頭蓋を起こし気流の流れが確保され、かつ、舌奥が下がって口腔内の共鳴腔が拡大し舌の動きが滑らかになります。≪写真6≫
これらの運動は、声に響きのない方や大きく音色の豊かな声で歌いたい人にも最適です。(痛みのでないよう適切な力加減で行ってください。下の写真は順に写真1から6となっています。なお、下顎下の皮膚を引っ張り下げるトレーニングは、「発声のメカニズム」(音楽之友社)著者:後野仁彦先生も推奨しております!)



写真1
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写真2
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写真3
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写真4
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写真5
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写真6
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~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
# by aida-voice | 2008-03-14 21:52

甲状腺手術後の発声問題


甲状腺摘出後の…

「何となく声が出しにくい」
              
「手術前に比べ高音が出なくなった」

「喉が乾燥する」

「むせたり、痰がからんだりする」
                       
などの症状緩和にも…

喉頭クリニカルマッサージが有効!




甲状腺腫瘍や甲状腺癌により甲状腺を摘出したとき、反回神経を傷つけなくても発声し辛いことが多々あります。
これは、手術や創部筋肉の瘢痕や癒着が原因の一つと考えられます。
その筋部を見出して的確な施術を行うことで、発声が楽になったり元の声に戻ったりします。

①デリケートな触診により、各外喉頭筋の動作具合と瘢痕の状態を調べる
  (これが誰にも真似できない會田のウルトラ・テクニック!)
②創に問題がなければ喉頭牽引機を用いて微細ストレッチおよび僧帽筋の
  加温を行う
③低周波3V1200Hz10~15分通電する
④瘢痕部にピンポイントで超音波治療器3MHzを照射して1秒間に300万回の
  高速マッサージを行う(瘢痕部位を見極める技術が必須)
⑤癒着部位を緩解させる絶妙な喉頭クリニカルマッサージを敢行する





音声耳鼻咽喉科医や甲状腺専門医にかかっても、「声が出ているから問題無い」と診断されたにもかかわらず、声が辛い方は、早急に會田までご相談ください。瘢痕・癒着は時間が経つと治りが悪くなることが判明しました。当院では、手術後3~6か月位からの施術開始が最も良い改善結果を出しています。




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手術後の瘢痕が存在する外皮(皮膚)の様子







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この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
# by aida-voice | 2008-03-14 21:14


2008年2月11日発表


当院通院患者様の声

「毎年、この時期になると必ず風邪をひきますが、今年は10年ぶりにひかなかった。違いといえば・・・、會田ボイス整骨院に通院していたことです」
「私は風邪をひくといつも喉にきます。しかし今回の風邪は喉が痛くなかったのでびっくりしました」
「會田ボイス整骨院に通って声が出しやすくなったのと同時に鼻風邪のような慢性的な鼻炎が治った」
「風邪をひくと長引くことが多いのだが、喉頭クリニカルマッサージを受けたらすぐに良くなった」
「長い間、ひどい花粉症に悩んでいたが、貴院のおかげで症状がグッと緩和したよ!」



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声を良くするための施術ですが、思わぬ素晴らしい産物となりました。その理由は今後の解明を待たなければなりませんが、施術によって喉頭周辺の血液循環が良くなり、免疫力が上ったり治癒能力が高まったりする可能性があるかもしれないと医師からご意見をいただきました。
會田ボイス整骨院の施術を風邪の予防や改善にもご利用ください。





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~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
# by aida-voice | 2008-03-14 12:54


あなたは歌や舞台の前に喉のウォーミングアップをしますか?
「喉が温まるまでに時間がかかる」「思うように本調子にならない」「出来にナミがある」 などの症状があるなら・・・

それは喉の整備が足りないのかもしれませんよ!!


声帯も、それをコントロールする内外喉頭も、すべて軟部組織である筋肉が担っています。そう、スポーツと同じです。優秀なスポーツ選手は、技術を磨く前に、基礎体力や柔軟性をしっかりつけなければいけないことを知っています。しかし、多くの歌手はそれをしていないのが現状です。最高の状態の喉にしてから歌唱力を養えば、極上の歌声になります。特にプロの歌手は、自分が満足するためでなく、聴衆に感動や満足を差し上げるのが仕事です。最近の芸能界では、当院の施術で整備した喉で大活躍しているケースもでてきました。大変悦ばしく存じます。




以下に、10名の音楽教師とボイストレーナーから寄せられた簡易アンケートを載せます。

● 喉を施術(整備)したあとは発声能力が上ると感じますか?
   はい 100% いいえ 0%
● 施術後は施術前より何割ほど発声の能力や効率がアップすると思われますか?
   平均6割UP
● 喉を整備して最上の状態にすることで、歌唱力にも好影響があると考えますか?
   はい 100% いいえ 0%
● どの施術が効いていると思いますか? <複数回答可>
   喉頭牽引 3名 写真1
   特製喉頭用低周波 5名 写真2
   微弱電流(20~30V、2.0~3.5mA)5名 写真3
   喉頭クリニカルマッサージ 10名 写真4・5

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あなたは、自分の楽器(のど)を極上に仕上げたくありませんか?




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喉の筋肉は素晴らしく精巧です!




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# by aida-voice | 2008-03-14 12:41

血流を診る


快挙!
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ついに外頚動脈から枝分かれする上喉頭動脈(あるいは上甲状腺動脈)の血流を超音波診断
ドプラ画像≪動画≫で撮ることができました。







術前







術後









喉頭クリニカルマッサージの術前と術後では
明らかに血流が増していることがわかります。







ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





※プローブの向きや角度の相違により正確無比な画像でないことをお断りいたします




~メッセージ~
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# by aida-voice | 2008-03-14 02:01


私の行う耳鼻咽喉科の専門外来で、声帯結節・声帯ポリープ・声帯萎縮・声帯溝症・心因性失声症・痙攣性発声障害の方々の喉をたくさん触れてきました。

実は、その多くは外喉頭筋群に過緊張があることが判明ました。

筋過緊張によって、甲状軟骨と舌骨間に圧がかかったり間隙が狭小になったりして、甲状舌骨膜孔から入る上喉頭動脈の血流量が減少することが予想されます。
上喉頭動脈は声帯への酸素や栄養供給を担っています。
それらが減ってしまうと、発声効率低下につながってしまうのではないかと仮説を立てております。
現在、超音波画像診断装置を用いて、萩野仁志先生と共同で會田茂樹による施術前と施術後の血流量や速度を計測して客観的データの収集ならびに研究をしております。
この先も皆さまのお役に立てるよう更なる研鑽をお約束申し上げます。




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術前(血流量が少ない)




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術後(血流量が増加)






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會田茂樹(あいだしげき)






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# by aida-voice | 2008-03-13 21:51

嚥下困難の方に朗報!


専門医師の指導の下、咽頭期および食道期の軽い嚥下障害に喉頭クリニカルマッサージが有効な場合もあることが分かりました。さらに、痙攣性発声障害や吃音などの発声時の筋緊張の弛緩にも同様に有効のようです!

2007年7月7日発表


手技で、舌骨を引き出し中咽頭収縮筋の深部にアクセスしたり、甲状軟骨および輪状軟骨を持ち上げ外皮から手指を差し入れて下咽頭収縮筋や輪状咽頭筋をダイレクトに massage したりします。
さらなる研究の余地は多大にありますが、硬直している嚥下関連筋の relaxation 、喉頭や舌骨の上前方移動効率アップ等により、食べ物が飲み込みやすくなります。
病症によって効果のないものや適応外もありますので、詳しくは會田ボイス整骨院までお気軽にお問い合わせください。




日本摂食・嚥下リハビリテーション学会




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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)








追記:摂食・嚥下障害改善のためのマッサージ情報・・・ 「嚥下マッサージ







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# by aida-voice | 2008-03-13 18:27

The Japan Times



The Japan Times(英字新聞)に
Shigeki Aida(あいだしげき)の記事が
載りました!



2007年6月19日発行新聞




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# by aida-voice | 2008-03-13 17:34


世界的に有名なミネソタ州ロチェスターのメイヨークリニック『Laryngeal Functional Surgery 2007(喉頭機能外科学会2007)』に出席しました。


2007年6月10日発表


世界中から優秀な喉頭外科医が集まり、最新音声医学の講義と解剖を展開しました。

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喉頭に関する最先端の膨大な資料


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メイヨークリニック


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Dr.マラゴスの手術講義と會田茂樹



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★ raw larynx の様子
(カラー映像をグレースケールに変更・・・鮮烈なカラー写真や動画は当院でご覧ください!)



メイヨークリニックでは、ご遺体からの摘出喉頭を長時間にわたって触り調べました。
日本ではホルマリンで組織固定された喉頭しか見られませんが、メイヨークリニックでは喉頭周辺の筋肉が生体と同程度の新鮮な状態で保存され、軟部組織にアクティブ・タッチできた感動で打ち震えました。
実際に本物の声帯や輪状甲状筋や披裂軟骨に触れて、喉頭クリニカルマッサージがどこに作用して、どのように効いているのかを検証させていただき、大変勉強になりました。
老若男女の数多くの摘出喉頭で研究させていただきました。
なお、解剖は医師によるもので、會田は触診実験のみです。




最後に・・・
ご献体いただいた方のご冥福をお祈りし、心より感謝申し上げます。
そして・・・
これまで誰も成しえたことの無い貴重な体験を今後の施術に生かすよう固く誓います。


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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





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# by aida-voice | 2008-03-12 00:09



フィラデルフィアで、エリート歌手・優秀なボイストレーナー・著名な音声医学者の三者がシンクロして研究する学会『ボイス・ファンデーションIAP』に出席しました。


2007年6月10日発表


ボイス・ファンデーション

ボイス・ファンデーションでは、歌い手と教える側と医師が共同で『声』をより良くする熱意と成果に驚嘆しました。日本でもこのような有意義な組織の早期確立が望まれます。

IAP学会プログラム
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レジストレーション証明書
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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




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# by aida-voice | 2008-03-11 23:50

Medical Association


アメリカ合衆国で開催された二つの医学会に参加してきました。


2007年6月10日発表

フィラデルフィアで、エリート歌手・優秀なボイストレーナー・著名な音声医学者の三者がシンクロして研究する学会…『ボイス・ファンデーションIAP』

世界的に有名なミネソタ州ロチェスターのメイヨークリニック…『Laryngeal Functional Surgery 2007(喉頭機能外科学会2007』

上記の学会に出席しました。

世界中から優秀な喉頭外科医が集まり、最新音声医学の講義と解剖を展開しました。


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會田茂樹は、メイヨークリニックにおいて生の声帯を指で触わりました。
どんな感触だったのか知りたくありませんか?







ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





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# by aida-voice | 2008-03-11 00:37

新聞記事



テノール歌手ベー・チェチョル(Jaechul Bae)氏の治療の模様が共同通信社配信の記事として新聞各紙に掲載されました。

2007年5月22日発表



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# by aida-voice | 2008-03-10 23:06

The 検証



會田ボイス整骨院の本態

2007年5月10日発表

1.アンケートから・・・施術満足率 92.3% 003.gif
無作為に選んだ患者様(現&元)30名にアンケートを郵送 → 26名が返送 無記名による「施術に満足しましたか?」イエスorノー質問に、24名がイエスと回答 ※無返送の4名分を  全てノーに含めた場合は80%となる

2.カルテから・・・効果てきめん率 100% 038.gif
初めて喉頭クリニカルマッサージを受け、施術の直後に声の復調や発声能力のアップを感じ、さらに声を良くするために、次回(2回目)の予約を入れた方を集計
平成19年1月1日~4月30日までの受診者全員の再来院を確認!



追記
平成19年5月1日から平成20年2月29日までの様子
皆さまの温かい口コミとメディア(テレビ・新聞・書籍)の紹介で患者様が急増し、北海道や沖縄など全国はもちろん海外からもいらっしゃるようになり、遠方ゆえの単発受診者も数名存在しています。
また、病院での喉頭クリニカルマッサージ外来ならびに各所での研究により、発声能力向上から音声障害まで幅広く確実に対応でき、さらなるご満足をいただいております。
これからもますます研鑽に励むことをお約束申し上げます。




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  There is AIDA VOICE-SEIKOTSUIN in the second floor of this building.





追記:ボイスケアサロン階下も、女性洋品店、クリーニング取次店、コーヒーショップと、次々変遷しています。白金台は土地がら家賃が非常に高額ゆえ、継続的経営が困難なのです。





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# by aida-voice | 2008-03-10 07:22



Muscle tension dysphonia

日本人の約8割が喉頭の筋緊張と判明

2007年4月10日発表


★會田茂樹の触診により、外喉頭筋群が柔らかい人と、そうでない人とに大別した当院独自調査の数値


≪概論≫
これまで、多くの喉頭を触診してきました。日本人だけでなく、最近は、海外からいらっしゃる患者様もおります。実は、日本人は外喉頭筋群を緊張させ硬くして発声する傾向にあります。いわゆる過緊張性発声です。

≪原因≫
ⅰ母音を中心とした日本語独特の言語や文法
ⅱ歴史的に、中低音域の朗々とした声が通り難い木造家屋に住んでいた
ⅲ人前で話したり歌ったりすることを得意としない人が多い
ⅳその他

≪症状≫
様々な原因が複合的にからみあって過緊張性発声が起こり、声のボリューム可変困難やピッチのコントロールが微細なレベルで狂いやすいことが分かってきました。大きな声が出ない、高音が出ない、高音が硬い、低音が出しにくい、リズム感が悪い、声が揺れる、夕方になると喉が疲れる、やかましい場所で話しづらい、つまる感じがする、むせやすい、痰がからみやすいなど・・・。音声を専門としている耳鼻咽喉科に受診しても器質的疾患は無く、喉に何が起こっていて、どうしたら良いのか分からない方々が大勢いらっしゃいます。
実際、無声時の喉頭Gliding testで過緊張を示す陽性結果が、全体の8割以上となったのです。これは、発声しない状態で力を抜いているはずなのに甲状軟骨周辺筋がTightになっていることを示唆します。

≪改善方法≫
喉頭をリラックスした筋状態にしなければなりません。それには緻密な検査(筋種と硬度など)と的確な処置(喉頭牽引や喉頭クリニカルマッサージなど)が必須です。喉頭周辺筋の柔らかさを感得し、フィードバックさせるのです。また、長期にわたって筋緊張を強いてきた経緯を考え、肩周りや全身のストレッチングも有効でしょう。
※頚部前面部のストレッチは頚椎を損傷するおそれもありますので十分注意が必要です。
現在、当院には、声を良くするために、プロの歌手や俳優だけでなく、上記の症状をお持ちの一般の患者様も全国からお越しになっています。(なお、ここでの過緊張発声には病的な障害を含みません・・・)



施術前と施術後の外喉頭筋群の様子

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なお、ここでの喉頭周辺筋の過緊張は、耳鼻咽喉科で診断される過緊張性発声障害(病気)とは異なりますのでご注意ください!






ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)








声は、声帯を含め、すべて筋肉から作られます。
とくに喉周辺の筋肉は小さく複雑です。
そう、驚くべき神々しい存在です!
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追記:この記事を投稿した時点ではLDPの新語は存在しません。





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。なお、LDP(喉頭深奥ポジション)は病気ではなく喉筋の癖&独自の造語です。
# by aida-voice | 2008-03-09 16:06



アジア・ナンバーワン・テノールと呼び声の高いベー・チェチョル氏
會田ボイス整骨院に通院するためドイツより来日!
その様子をNHKが取材!


2007年4月1日発表

世界で活躍し、貴重なリリコ・スピントの声質を持つテノール歌手ベー・チェチョル(Jaechul Bae)氏は、2005年10月に甲状腺癌に罹患し、ドイツで全摘手術を受けた際に神経を切断され声を失った。
2006年4月に京都の一色クリニック(院長:一色信彦京都大学名誉教授)で甲状軟骨形成手術I型とIV型を行い、日常会話声を取り戻す。今回、喉頭周辺筋と横隔膜の運動性を高め、歌唱の発声能力を向上させるために會田ボイス整骨院(院長:會田茂樹)に来院。
滞在2週間の施術によって再起への突破口を開き、この様子をNHKが長編ドキュメンタリーとしてTV撮影を行いました。




            ≪下記の写真はNHK取材時のベーさんの施術風景≫
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追記1:ベーさんは胸部の精査を行った結果、右反回神経だけでなく右横隔膜神経も機能しないことが判明しました。私が診たとき、ドイツの甲状腺摘出手術によって外喉頭筋は大きく削除され、その部位は瘢痕化し、筋肉どうしの癒着が顕著でした。一色信彦先生の甲状軟骨形成術で日常会話までは話せるようになりましたが、繊細な音を求める一流の声楽への復調は物理的にも難しい状態でした。これらの様子は、平成19年10月に第52回日本音声言語医学会で発表しました。(本人およびプロモーターの許可済み) また平成19年年末から年始にかけてNHKのBSハイビジョンで何度も放送され大きな反響がありました。
最後に、ベーさんのご多幸を心よりお祈り申し上げます… 040.gif





追記2:ベーさんの映画、感動しました!





~メッセージ~
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# by aida-voice | 2008-03-08 15:47

ホームページ改新にあたり、2005年に発表した會田ボイス整骨院ボイスコラムを載せます。
このコラムは当時の最新発声医学をお伝えしてきました。
既に古い情報となってしまい、現在とは多少異なる見解もあります。
しかし往時の最先端を偲んで訂正せずに載せることをご了承ください。
その点をご考慮いただき、お読みくださいますようお願い申し上げます。



15:サイレントボイス

当院では“歌”そのものを教授していませんが、より上手く歌えるための方策を教示しています。
それは、サイレントボイス。
これまで、魅力ある声は声帯部位より上位で構音されることを繰り返しお伝えしました。
そこで、その構音器官の能力開発トレーニングによって歌唱力を確実にアップさせます。
答えは、『無音で歌う』。
まず、歌詞とメロディを完璧に覚えてからチャレンジしてください。伴奏は必要ありません。自分の声ではなく、なりたい理想の声質をイメージしながら、無音で歌います。
そのとき、『息を止める』または『軽く吸う』状態です。通常、歌うときのブレス(吸気)の場所で、逆に息を吐き出します。ここで、息を吐くときと吸うときを比べてみてください。
一般的に、吐くときより、吸うときに口腔が広くなっているのを感じるはずです。(正確には軟口蓋が上がる状態)
そのことから、巷では「息を吸いながら歌う」といったイメージがまことしやかに囁かれているのです。
必ず、自分がトップアーティストになって大勢の人の前で魅了しているつもりで最高の声を頭に描いてください。
最初はやりにくいと思いますが、何度か続けているうちにコツをつかむと思います。
サイレントボイスによって、声帯より上位の軟部組織を調音トレーニングし、その求める声質に発展させることができます。
野球のシャドウピッチングや剣道の素振りなどに相当します。
さらに、当院で開発した小型スピーカーを用いて、より的確に構音運動に寄与させます。小さな専用スピーカーを甲状軟骨上に密着させて振動を与えます。聴く音楽は具体的な目標とする歌手の歌を選ぶと良いでしょう。家庭での代替品として、ヘッドホンを頚前面に近づけてサイレントボイスを練習するのも良策ですね。
一度お試しください。
きっと効果の素晴しさに驚かれるはずです。
さあ、サイレントボイスを繰り返し練習して、自分の意図する低音から高音まで、最高のボイスライフをお楽しみください。



どんな声を自由自在に出したいですか?

輝きながら伸びる高音派・・・

心に響きわたる中低音派・・・


あなたはどっち?







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お礼

會田ボイス整骨院旧ホームページのボイスコラムは多数の方々にお読みいただきました。そして、多くのご意見や感謝のお便りを受けました。
ありがとうございました。
歌手を目指す中学生から、遠くはイタリアに在住するオペラ歌手まで、プリントアウトしてBibleのように持ってくださった人も多数いらっしゃることを知り誠に感激いたしました。
近年では、医師との共同研究や米国学会での研修により、日々新たな真実が解ってきました。それをお伝えするのが役目と考え、ますます邁進する所存でございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

                         會田茂樹



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# by aida-voice | 2008-03-07 23:48


ホームページ改新にあたり、2005年に発表した會田ボイス整骨院ボイスコラムを載せます。
このコラムは当時の最新発声医学をお伝えしてきました。
既に古い情報となってしまい、現在とは多少異なる見解もあります。
しかし往時の最先端を偲んで訂正せずに載せることをご了承ください。
その点をご考慮いただき、お読みくださいますようお願い申し上げます。



14:お手軽ボイスメンテナンス・・・

いつでもどこでも一瞬にして美声になる極意
発声の練習や歌うトレーニングだけでなく、喉頭筋周辺の簡単マッサージやストレッチングにより、効率の良い発声を目指しましょう。
歌や声を披露する本番前や準備に役立ちます。
自分でできるものもありますが、なるべく発声と解剖に詳しい他の人にお願いしてください
≪顎関節のマッサージとストレッチング≫
マッサージにより関節および関節円板の動きを滑らかにし、発声時に共鳴腔を増大させて輝く伸びやかな声を可能にします。

まず、顎関節を捜しましょう。外耳孔の前、または耳珠の付け根にあります。
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口をガクガク開閉すると、やや凹む場所です。



両手の2、3、4指で顎関節の周囲を優しく揉みほぐします。
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顎が垂直に降りるように押し下げながらゆっくりストレッチします。
これらを3~5分続けると、顎関節がかなり柔らかくなります。
さらに、顔の筋肉(咬筋、口輪筋、大小頬筋、眼輪筋、側頭筋など)をマッサージすれば表情に艶が出るでしょう。
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≪舌骨の筋付着部のマッサージ≫
舌骨に付着する舌骨下筋群と舌骨上筋群の一部をマッサージすることにより、筋緊張を取り除いて柔軟性を高め、フレキシブルな音域と俊敏性を得るのです。
この辺りの筋肉は非常に小さく繊細なため、熟達しなければ的確に探せません。
当院ではそれらの筋肉一つひとつに対してアプローチしております。
喉仏のやや上に硬い骨を触ることができます。
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唾を飲み込む動作で確認しやすいでしょう。
親指と人差し指でつまんだり揺らしたり、この舌骨の上下の部位をゆっくりとマッサージします。
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上に移動して、舌筋周囲のマッサージもすれば舌運動の反応性が向上します。
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≪胸鎖乳突筋のストレッチング≫
喉に直接影響はないが、この筋肉のテンションをコントロールすることで、喉の筋群を動きやすくします。
また、喉頭が楽に下がるようになります。
顔を左右どちらかに思い切り回旋させると、耳後ろから鎖骨と胸骨のあたりまで太く張る筋肉を見つけることができます。
これが胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)。
軽くつまむように、筋肉の全体をマッサージします。
45度くらい首を回旋させ、下顎角を上に向けることによってストレッチします。

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≪大小菱形筋のマッサージとストレッチング≫
肩甲骨の動きを良くし胸郭を広げて、呼吸と発声時の姿勢に好影響させます。
腹臥位(うつ伏せ)で寝た状態で、肩甲骨の内縁を親指で深く押圧します。
次に、指が肩甲骨の下に入り込むようにマニュピレーションを行います。
肩関節を内転させて肩甲骨が滑って移動するようにストレッチします。
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※重要なお知らせ
頚・喉は、甲状腺はもちろん耳下腺や顎下腺、さらには頚動脈、リンパ節、神経叢が存在するデリケートな部分ですから、くれぐれも無茶な素人療法をなさらないようご注意申し上げます。ボイスケアは、會田ボイス整骨院にお任せください。





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# by aida-voice | 2008-03-07 23:28


ホームページ改新にあたり、2005年に発表した會田ボイス整骨院ボイスコラムを載せます。
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既に古い情報となってしまい、現在とは多少異なる見解もあります。
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13:高音で歌うためのヒント

昔に比べ、最近の歌は高音の音階部分が多くなってきたように感じます。オペラでも、ソプラノやテノールがメインですし、歌謡界でもハイトーンな歌が流行っています。
「どうしたら歌が上手くなるのか?」の質問の次に多いのが、「どうしたら高音が出るのか?」です。
喉の構造解剖的には輪状甲状筋の活躍と反応の向上、甲状軟骨を下制するための筋群の強化などが挙げられます。これらは残念ながら、頚のどこかを押してハイ完成とか喉を捻って即OKとか、簡単に輝くような高音を出すようにはできません。
的確な施術と熱心なトレーニングが必要です。
だからこそ彼らは高音で人々を魅了してお金を稼ぐことができるのです。諦めずにチャレンジすれば必ず可能になります。なぜなら、声は軟部組織と筋肉によって作られるのですから。さらに、それらの筋は小さいためスポーツほどの強大な筋力は要りません。だから80歳を過ぎても、若々しい美声で高音を歌う声楽家も存在するのです。
皆さんも、美しい高音を獲得するために一緒にがんばりましょう。
ここで、高音で歌うための普遍的な三大ヒントを列挙します。
最高音の前音のピッチを意識的に高くする。
理由:高音に対する喉の準備を促すため。
音程が下がるときこそ高音を意識する。
理由:安堵により筋が弛緩してしまい、再度高音へ移行できなくなってしまうから。
高音ほど息の流れを細くする。
理由:薄く伸ばした声帯に大量の息は不要。





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# by aida-voice | 2008-03-07 23:25