2019年 09月 16日
声の短問短答【続編】536
「10月1日から始まる新ボイスケアサロンを先行予約するためのパスワードってどこで入手できるの?」
これは旧ボイスケアサロン(白金台)の予約サイトに登録、かつ、メルマガなど情報の受け取りを可にチェックした方へ、2019年7月29日に配信しました。
新規および再来の一般受付は2019年9月20日を予定しております。
パスワードをお持ちでない場合、もうしばらくお待ちください。
情報は随時アップしますので、頻繁にご確認くだされば幸甚です。
喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
ボイスケアサロン
2019年 09月 16日
声の短問短答【続編】535
「新ボイスケアサロンの予約は電話だけ? ネット予約は無いの?」
おっしゃる通り、新ボイスケアサロン(恵比寿)の予約方法は「電話」のみ。
これまでのようなネット予約はありません。
なぜ時代に退行するのか?
理由は二つあります。
一つ目は、新ボイスケアサロンは、お一人様貸し切りで、ほんの少数しかお招きできません。
零細&家族運営により経営縮小となるから。
二つ目は、声を大切に扱う業務ゆえ「声を使った予約」とさせていただきたいのです。
そう、皆さんの声を聞きたいから。
ご理解くださいますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
ボイスケアサロン
2019年 09月 15日
元総理大臣小泉純一郎氏のガラガラ声
小泉進次郎さんの環境大臣就任に関して、テレビでお父様の小泉純一郎さんがコメントしていました。
その声がガラガラで聞き取りにくかったのはなぜ?
こんな質問をいただきました。
風邪なら一過性ですが、長引く場合は二つの可能性が浮上してきます。
一つ目は病気。
政治家ですから、これまで声を酷使しているでしょう。
音声疾患(声帯結節やポリープ様声帯など)にも罹りやすい。
実際、選挙前後に声をケアするため、施術を受ける議員先生もいらっしゃいます。
また、喉頭がんなど重篤な病気が潜んでいることもありますので医師による検査が欠かせません。
二つ目は加齢。
年齢により声帯ヒダが萎縮したり声門閉鎖が不全であったり。
これにより気息過多、つまり息が漏れ出てしまう。
気息過多により内喉頭の水分も奪われ、粘調度の高い痰がからまって、ますますガラガラ声に。
加えて気息過多によって声量(ボイスボリューム)が低下して聞き取り難い。
加齢に対抗するには、発声関与筋の筋肉量の維持が絶対。
そのためには適切な外喉頭運動(主に声門開閉を司る筋肉群のトレーニング)が必要でしょう。
なお、わたしは当該テレビを観ていないため想像でお答えしましたが、何よりお早いご回復をお祈りするばかりです・・・
喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
ボイスケアサロン
2019年 09月 14日
喉ニュース 3000記事突破!
2008年3月から書き始めた喉ニュースの記事数が3000を超えました。
喉と声だけに特化した超マニアックな内容にもかかわらず、ご覧くださった方々の総数は1800万人以上。
心より感謝いたします。
やはり読んでいただくのは嬉しいですね。
でも、正直に話すと、研究して書くのが大好きゆえ続けていられる。
もちろん内容に間違いが少なからずあるのも承知しています。
可能な限り減らす努力はしておりますが、存在も機能も曖昧な発声にかかわる軟部組織が相手ゆえ、そこのところはお許しください。
これからも研究して書き続けます。
まだまだ知りたいこと書きたいことがいっぱいあります。
お付き合いくだされば幸甚です。
お知らせ:只今、パスワードをお持ちの方の先行予約を受け付けております。詳しくはホームページをご覧ください。
喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
ボイスケアサロン
2019年 09月 14日
声の短問短答【続編】534
「病気は良くなったの?」
サロン情報
休止 2019年7月29日でボイスケアサロン白金台を閉鎖
理由 病気(強度めまい)悪化のため
状況 2019年8月と9月を静養
移転 2019年10月1日より恵比寿で再開決定
このたびは大変ご心配とご迷惑をおかけしました。
ゆっくり療養させていただき、ずいぶん回復してきました。
もともと持病として「めまい」があり、この数年でひどくなっていました。
これまで各所の病院でいろいろ検査を受け、民間療法を含め、様々な治療を試していますが「これで快癒だ!」には至っていません。
思い起こせば症状の始まりは小学生の頃でしょうか。
わたしが喉頭深奥ポジションで苦しんでいた時期と一致します。
今でも声が詰まって出し辛い記憶が蘇ります。
耳鼻科や精神科で「気のせいだ」「心が弱い」「死なないから大丈夫」など言われました。
朝礼や体育の時間には目の前が真っ暗になり転倒することもあり、入浴は1分程度でのぼせて失神と全身のしびれ。
結局、こんな状態で騙し騙し還暦寸前まで生きてきました。
完治はありませんが、ゆっくり休めば改善に向かうことを認識していますので、今回、長期の静養を取らせていただきました。
とは言え、やはり喉と声の研究は大好きですから、続けています。
ボイスマニアやサウンドオタクの性分も変えることができないようです・・・
追記:30年以上前に亡くなった父が同じような症状で苦しんでいたのを覚えています。また弟も若いころから強度の片頭痛があります。やはり父の家系の遺伝かしら?
喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
ボイスケアサロン