<   2012年 01月 ( 28 )   > この月の画像一覧

自分はひよっこ・・・


全神経を右人差し指と親指に集中し、息をひそめながら喉をで調べていました。
最近では、外喉頭の筋肉の状態が、まるで映像に映し出されたように判別できます。
そんな自分に酔っていました。
昨日、あるひとの喉を触り、右の胸骨舌骨筋が3本にわかれ、左が1本であると言い当てました。
まさしく間違いはありません。
わたしは自信たっぷりに、その旨を説明しました。
すると、そのひとは「それが、どうしたっていうの?」
わたしは戸惑いました。
間髪いれず「そのことが、とんでもなく声に影響があるの?」
再び、わたしは答えに窮しました。
そう、胸骨舌骨筋の筋腹が1本であろうが、2本であろうが、3本であろうが、発声に大きな影響を与えることは少ない。
正常な個人差(破格)の範囲。
何の問題もありません。
それなのに、得意げに「どうですか、わたしの触診は凄いでしょう」と言う感じで述べた自分が、恥ずかしくて、恥ずかしくて…
情けない。
細かく詳しい論理も必要ですが、このひとにとって、こんな情報は大きな重要性を担っていなかったのです。
わたしは反省しました。
もっと、お越しになる方の欲する情報を、的確にわかりやすく提供するのが、わたしの役目。
本当に申し訳ございません。
そう、自分はひよっこ。
ますます、刻苦勉励し、皆さんに満足していただくよう成長しなければと誓いました。
「よ~し、さらに進むぞ!」
こう考えると、なんだかワクワクしてきますよ。
声って、ステキで楽しい。
さあ、さあ、もっと、もっと、ガンバローっと!!!!!!!

e0146240_22305473.jpg

by aida-voice | 2012-01-16 00:05


声は最高の武器になります。
声を使う仕事に従事しているなら、圧倒的な美声まで高めてください。
そう、圧倒的です・・・




質問:喉の運動能力を上げれば声は良くなる?

答え:はい、その通りです!

質問:では、喉の運動能力が高まれば歌がうまくなる?

答え:どんな音程でも声が出やすくなりますからYesです。ただし、確率は80%でしょう。理由として、歌に関してはインプット&アアウトプット音痴・歌唱テクニックの習得状況・上手下手の感じ方や考え方の違い等の問題が付帯するからです。

質問:喉の運動能力を上げるには?

答え:何よりも自分自身の喉と声の状態を正しく知ってください。ここから始まると考えます。それには精密検査が要ります。当サロンの目標は、さまざまな方法で検査を行い、種々のアプローチを講じ、喉の運動能力を上げて声を出しやすくすることにあります。(言語聴覚士やボイストレーナーのような発声テクニックの直接的教授はしておりません)


e0146240_22223724.jpg

by aida-voice | 2012-01-15 22:22

メッセージ紹介


ゴスペル-ソングを歌っていらっしゃる竹内さんからメッセージをいただきました。
ご自身の喉環境を十分に理解している優れた歌手です。
さらなるご活躍をお祈り申し上げます。
メッセージありがとうございました!






たった2回だけしかお伺い出来ませんでしたが、施術前と現在では様々な面で違いが感じられ、自分に伸びしろがあった事を喜んでおります。

この喜びを経験出来たのも偏に會田先生のおかげです、ありがとうございました。

ただ時間が経つにつれ、以前の悪癖のある状態に戻ろう戻ろうと硬くなっていくのも、何となく感じられます。

しかし、きちんと自分の何処がどう悪く、何を改善していくべきなのかが分かった今、以前のような漠然とした不安はなくなり、唄う時もメンタル的な安定感が増した気がします。

今後も都合をつけて、最低限毎月通えるようにと思っておりますので、今年もよろしくお願いします。
by aida-voice | 2012-01-15 06:10


これまで、自分なりに一生懸命、実験や研究を積みかさねてきましたが、「喉ニュースは、どのくらい正確なの?」と問われました。
まず、わたしが研究している外喉頭は、大きくわけて二つあります。
①舌骨・甲状軟骨・輪状軟骨の大きさや形状
②発声や嚥下のために存在する筋肉の状態
これらを目で見て指で触って判断しています。
そこに声をリンクさせていきます。
外喉頭は、すべて外皮から触診できる範囲にとどまります。
したがって、声帯を含む内喉頭は医師の役目。
喉や声の衛生に関しては言語聴覚士の役目。
声の出し方や歌唱テクニックはボイストレーナーや音楽教師の役目。
この範囲を大きく逸脱せず実験や研究を行っていますが、声には内喉頭や発声技術も不可欠。
やはり、わたしの知識や経験の足らない分野もあります。
それでも、音声専門医とタッグを組んで研究や治療をしたり、優秀なボイストレーナーとの座談を持ったりして、全体を埋めるよう努力は怠っていません。
さて、正確の率ですね。
外喉頭は、曖昧ゆえ、わからないことはわからないと正直に書いています。
また、正確性に欠ける理論のときも、その旨を記載しています。
さらに、最先端の再実験で、過去記事が間違っていたとき…
大きく間違っている場合は削除し、小さく間違っている場合は訂正や追記で、常に最新最善の話題をご報告しております。
そう、常に改善しているのです。
この点も考慮し、ここでは、わたしの個人的な判断(思い)で計算させていただきたいと思います。

外喉頭の話題の量が全体の90%を占め、内喉頭と発声技術の話題の量がそれぞれ5%ずつあると考えます。
次に、外喉頭に関して正確である自信は90%以上、内喉頭と発声技術に関しての自信は80%くらいでしょうか。
訂正や追記も含めてです。
そう、あくまで『わたしの個人的な自信』の数値。

数式はこうなります。
90×0.9+(5+5)×0.8=89

よって、全体に正しいであろう率は89%

やっぱり、いい加減な数値ですね。
信ぴょう性に欠けます~。
この数値が本当かどうかは、いつの日か、未来に結果がでるはず。
それにしても、テキトー過ぎる計算式で、誠に申し訳ございません(苦笑)


e0146240_2203032.jpg
喉ってあやふやな部分が多いからムズカシイ・・・

by aida-voice | 2012-01-15 04:58

くしゃみ論


先日、あるTV局から「正しいくしゃみの仕方」の番組出演の依頼がありました。
期日が決まった生放送で、残念ながら、その日は講義が入っていたため、出演をお断りしました。
喉ニュース2009年3月3日の記事を読んでの依頼だそうです。
その後、くしゃみに関しては実験や調査を繰り返したことがあります。
まとめには至っていませんが、せっかくですから概要だけでもお伝えしておきましょう。
まず、根本は2009年3月3日 『くしゃみの仕方』 の記事と変わりありません。(もう一度、詳しく読んでね!)
くしゃみを前もって感じ取り、コントロールできれば、声帯や外喉頭の筋肉に負担をかけずにすみます。
それでは、具体的な一法。
くしゃみの前には必ず息を吸い込みます。
そのときの肺への流入量が多ければ多いほど、くしゃみとして吐き出す呼気量も速度も増します。
したがって、「ハ、ハ、ハクション!」のときの最初の「ハ」で息を吸い込みすぎないこと。
それには、くしゃみの始まりで、唇をギュッとすぼめてみるのも良いでしょう。
そして、ゆっくりとした動作を心がける。
「クション!」を小さくする。
そして、余韻を残しす。
つまり「ション」を「ション、ション、ション」と繰り返しながら小さくしていきます。
そう、フェードアウトさせるのです。
いかに少なく吸って、優しく吐き出すか。
ここに気を付けること。
こうすれば、喉への悪影響を最小限にできます。


e0146240_1324557.jpg








追記1:くしゃみの仕方や体勢によっては、外喉頭部・頚部・腰背部を傷めるケースもありますので、この点もご注意ください。





追記2:くしゃみアンケートを行ったことがあります。これも、まとめができていないため、棚上げ状態ですが、面白い結果の一部を抜粋紹介しておきましょう。
●他人のくしゃみが嫌い 15人/20人中 〔自分のくしゃみは許せても、赤の他人のくしゃみは騒音や不衛生と感じるのでしょうかね〕
●くしゃみに男らしさや女らしさを感じるかどうかの問いに対して、男性は女性の小さくかわいらしいくしゃみに好感度を持ち、女性は男性の豪快なくしゃみに「おやじ!」や「うるさい!」と感じるひとが多い。
●くしゃみを連発すると「風邪かも!?」と気になる 12人/20人中 〔くしゃみと風邪は関係していると感じているひとが多いのですね〕





追記3:とても重要なポイントなのですが、熟睡中にくしゃみはしませんよね。なぜだか、あなたはわかりますか?
by aida-voice | 2012-01-11 13:28

風邪を引かない喉


エリートボイスユーザーの歌手(スーパークラスに所属するビューティフルな女性歌手)は、昔、よく風邪を引きやすかったそうです。
そのころの喉頭は、舌骨を中心に動きが硬く、声もややこもっていました。
しかし、最近では、喉頭周辺筋が柔らかくなり、さらに、舌骨を自由に動かす感覚もつかんできました。
そして、通常の会話声もつややかになりました。
特筆すべきことは、風邪を引かなくなったこと。

これは、当サロンのアプローチによって、喉頭の運動性能が上がると同時に、喉頭周辺の血流が良くなったことに他なりません。
とくに舌骨の動きが自由になったことで、舌骨甲状軟骨間の上喉頭動脈の血流量が増加し、声帯を含む内喉頭の粘膜の分泌液が豊富になり、ウイルスや菌の付着を防いだり免疫力が上がったりしたためと推測します。
声を大切にしているひとが風邪を引くのを、楽器演奏者(ここではギタリスト)に例えるなら、小さなコップ一杯の水をギターにぶっかけるようなもの。
道具を大切にする演奏家は、そんなことは絶対にしませんよね。
みなさんも、風邪を引かない強い喉をゲットしてください!



e0146240_2311993.jpg
膜組織の穴を貫通して入っていく奇妙な
血管(上喉頭動脈)なんて、他にはありませんよね・・・








お知らせ
この年末年始に、それは、それは、たくさんのメールをいただきました。
びっくりする数・・・
すべて読み、そして、キチンと返信する。
きっと、これには、何週間もかかる量。
わたしのキャパシティを超えていますので、申し訳ございませんが、今回はお返事を差し上げておりません。
なにとぞご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
急を要する大事の場合は、會田まで、直接お電話くださいませ。





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2012-01-11 00:10

声って何?


今日は声を理論だけで簡易解説。
まず、声=音です。
これは紛れもない事実。
では、音とは?
簡潔に述べれば、音は空気の振動です。
その振動の波、つまり音波によって、耳に到達して音と認識されます。
したがって、声も空気の振動。
この空気の所在はどこか?
そう、呼気(呼息)です。
人間の吐いた息によって声帯が振動して、それが空気の疎密の波を作り上げます。
この波が音波です。
声帯で作られるのは原音。
さらに声帯では音程(音が高い・低い)を担います。
ただし、この声帯で作り上げられた音波は、非常に小さく、かつ、音楽的(芸術的)ではありません。
か細く、弱々しい音。
それを、各共鳴腔で加工して、美しい音へと変化させます。
わたしたちは、これを声と称しているのです。

e0146240_2126215.jpg








追記:加えて、声って精神や心の動きが加味されて複雑ですよねぇ~。
by aida-voice | 2012-01-08 00:04


《吉報》

本日、痙攣性発声障害(SD)のため通院していたひとが卒業しました。
当サロンでは、この病気を治せません。
そう、治せないのです。
残念ながら、現代の治療法では、何を行っても(ボトックス・発声訓練・各種手術など)根治はできないと言われています。
当サロンのアプローチは、治すのではなく、声を出やすくします。
あらゆる角度から声を出しやすい環境を整えていくと、詰まって声が割れたり震えたりしない発声が可能になってきます。
もちろん簡単ではありません・・・
お互いに渾身の努力が必要です。
最終的に、日常生活で、本人も、周囲のひとも、気にならない程度まで、楽に簡単に声が出ること。
本当に良かったですね。
ごくろうさまでした。
この先、幸せな日々をお過ごしください。

e0146240_21483911.jpg






追記:痙攣性発声障害(SD)の辛苦は筆舌に尽くしがたい。なぜだか知っていますか。それは、誰にもわかってもらえない辛さと苦しさ。家族や恋人でさえ完全に理解してくれないことがほとんど。とても孤独です。やかましい場所で声が出せない。聞き返されたら二度目の声が詰まって出てこない。声が震えて割れるので、変人扱いされる。電話の応対ができない。午後になると喉が疲れて会話が億劫になり、人付き合いが下手と勝手に思われる。いつも首を絞められている感じがする。不調のときは、呼吸さえも苦しい。このように、枚挙に暇がありません。周囲のひとが、近くのひとが、少しでも理解していただければ、ほんの少し気が楽になります。もし、あなたの周りにSDのひとがいらっしゃいましたら、さりげない気遣いをよろしく、よろしく…、なにとぞよろしく、お願い申し上げます。
by aida-voice | 2012-01-06 17:37

喉頭の軟部組織の特徴


喉頭の軟部組織の特徴を簡単に述べてみます。

ポイント① 「喉は浮いている」
喉頭は、ヒトの体の中でも特異な部分。
懸垂機構〔主に茎突咽頭筋と茎突舌骨筋(靭帯も)〕で、側頭骨の茎状突起から吊り下げられています。
こんな不安定な器官はココだけ。

ポイント② 「舌骨を除き軟部組織である」
実は、甲状軟骨や輪状軟骨は骨ではありません。
軟骨ですから、軟部組織に属します。
そう、筋肉と同じくくり。

ポイント③ 「喉頭周辺筋は細かく小さい」
四肢の筋肉と異なり、喉頭の筋肉たちは、かなり細かく小さいのです。
『本当に必要あるのだろうか?』と首をかしげるような筋肉がいくつもありますね。

ポイント④ 「喉頭周辺筋の動きは理解しづらい」
前述のように訳わからない存在。
『ここで、この筋肉が大きく作用すると、逆に声は出難くなってしまうのに…』と、これまた不可思議な様態が多々存在。

ポイント⑤ 「喉頭の軟部組織は発声に無頓着」
喉の役目の最重要は“呼吸”。
もし、呼吸が5分止まってしまったら、ヒトは死んでしまいます。
次に“嚥下・摂食”。
もし、食べることができなくなってしまえば、これまた命に影響します。
そして最後に“発声”。
声は、万一、出なくても生きていけます。(ボイスユーザーにとっては死活問題ですが)
そう、生死には直接関与していません。
それゆえ、作りも動きも結構いい加減と評しても、言い過ぎではない気がします。

これらのことから、「やはり、喉頭がヒトの体の中で、最も進化が遅れているのでは!?」との仮説もうなずけます。
反回神経も、しかりですよね。
なぜ、最短距離を選ばず、心臓近くまで迂回するのだろう?
さらには、左右の長さが大きく異なるのはなぜ?
ヒトの体の中で、こんな変わった神経はありません。
最後に、喉頭の軟部組織を直接触れた感想。
ご献体くださった摘出喉頭を触らせていただいたことに感謝しながら、丁寧に、じっくり、寝食を忘れて・・・
化学薬品などで組織固定されていない摘出喉頭を数多く触知しました。
そこで感じたこと。
最初のときは「えっ、まったく触り分けることができない。なんて細密で複雑な筋肉なんだろう!」
その後、複数回トライするに従い「すごい、すごい。小さく細かいが精緻に作り上げられている。実にヒトの喉って素晴らしい。もし、神様がいらっしゃるなら感謝します」


e0146240_115158.jpg
米国で実際に触らせていただいた摘出喉頭 〔写真を絵に変換〕
「ご提供くださった心優しい方に厚謝申し上げます」







追記:外皮から、そして、内部から。わたしの宝は「触診の技術」です。そして、「聴き分ける力」でしょうか。音を判別する能力も、中学のときのHi-Fiオーディオから培ってきたもの。極上のスピーカーやイヤホンが、発声能力を高めるメカニズムに酷似しています。さらなる実験や研究が楽しくてしかたありません。さあ、次は・・・
by aida-voice | 2012-01-05 11:10


※外喉頭専用超音波照射の最新研究報告※

当サロンで行っている超音波施療は、1秒間に300万回(100万回)の目に見えない小さな振動を与えて、筋肉を柔らかくしたり血流を良くしたりしています。
独自の外喉頭専用に設定してありますが、このたび、数々の実験検証の結果、さらに最適な使い方が判明しましたので、ここにご報告を申し上げます。

【部位】
A 甲状軟骨周辺筋 (外喉頭筋群)
  3MHz 50% 1.00W/㎠
B 輪状甲状筋 (高音発声の大切な筋肉)
  3MHz 20% 1.25W/㎠
C 内筋 (声帯を含む)
  1MHz 30% 2.00W/㎠
D 舌骨上筋群 (滑舌や音色を良くする)
  1MHz 100% 1.00W/㎠

e0146240_1631456.jpg





追記1:最適照射時間もわかってきましたが、サイト上ではナイショです。さらに詳しく正しい使い方は、サロン内で個別にお教えします!






追記2:どの周波数帯でも、50%3.00W/㎠ 〔100%2.00W/㎠〕 を長時間照射すると、筋疲労が促進されるケースも多いことがわかってきました。これは、発声や嚥下のための筋肉は、身体の中でも、最も小さく細かい筋肉で構成されているからだと考えます。
ただし、長時間歌って、筋肉内部の乳酸代謝が疎かになっているときは、長時間かつ強力なソニック照射も、超回復に即していると考えます。要は、外喉頭の軟部組織状態によって使いわけることが重要なのですね。【これを調べるには、最高の触診技術が必須!】






追記3:実際の様子は、公式ホームページ「業務内容」の最下にある左から2枚目JOY君の写真です。適切に使用すると、劇的な効果があります。余談になりますが、喉頭のリラクゼーションや声の疲労回復を目的として訪れる一流ボイスユーザー(DAISAKU先生など)には、「おぉ、小さな振動を感じるよ。これは効くぅ~」とおっしゃっていただいております。





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2012-01-04 18:02