2009年 03月 18日
痙攣性発声障害と花粉症
通院中の痙攣性発声障害の患者様で、花粉症に罹患されている20名にアンケートをお願いしました。
有効回答は19名です。
花粉症によって・・・
痙攣性発声障害の症状が悪化した 14名 73.7%
痙攣性発声障害の症状は変わらない 5名 26.3%
痙攣性発声障害の症状が改善した 0名 0%
花粉症やアレルギーの各症状 【くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・喉の炎症など】 によって、声が詰まったり出難くなったりする方が約四分の三の割合でいらっしゃることが分かりました。
痙攣性発声障害や音声振戦症の皆さまは、花粉症のシーズンの前に何らかの対策を講じてコントロールすることをお勧めします。
ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)
追記:「痙攣性発声障害の症状が悪化した」には、「やや悪くなった」、「良くない気がする」も含みます。
~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
by aida-voice
| 2009-03-18 11:52