2009年 02月 18日
痙攣性発声障害の改善報告
痙攣性発声障害(SD)は発声時の筋肉のタイミングをずらせばOK
それには柔らかい筋肉が必要。
SDの患者様は概ね喉頭周辺筋が過緊張になっています。
まずこれを完全に改善しなければなりません。
筋肉が柔らかくなった患者様は喉が詰まった後、一瞬、筋弛緩が起こります。
そのタイミングを知って、弛緩時に発声するのです。
繰り返しますが、喉頭周辺筋を柔らかくしなければできないテクニックです。
これでSDそのものが治るわけではありません。
しかし、日常生活に問題ないまでの改善は可能になりましたよ。(多少自負)
ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)
~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
by aida-voice
| 2009-02-18 13:06