どんなに練習しても歌が上手くならない人


優秀なボイストレーナーや有名な声楽家に習っている人も多いと思います。
しかし、長い期間、どんなに練習しても歌が上手くならない人がいます。
当サロンでは音痴や音感矯正は行っていませんが、ひょっとすると、喉の整備不良によって声が出難い状態にあるかもしれません。
喉を楽器に例えると、楽器の鳴らし方を教えてもらうのがボイストレーナーや音楽教師、もし楽器が壊れた場合は耳鼻咽喉科、そして楽器を調律したりメンテナンスするのが會田茂樹です。
最先端の発声医学に基づいた外皮からのアプローチで、あなたの喉を最高に仕上げ、自由自在の声を獲得するお手伝いをしています。
さて、どんなに練習を積んでも上手くならない場合、考えられる様態がいくつかあります。
過緊張性発声、低緊張性発声、音声衰弱症、喉頭ポジションの問題、喉頭周辺筋バランス異常、甲状軟骨捻転、輪状甲状筋麻痺、輪状甲状関節可動不全、喉頭環境整備不良などが考えらえます。
病気とまではいかなくても、ほんの少しのフィジカル的およびメンタル的な影響によって、喉頭の繊細な筋肉は動きを狂わせてしまいます。
高音が出難い、高音が金切り声になる、低音が出ない、喉詰め(のどづめ)発声、リズムが狂いやすい、声が不安定、スタミナがない、息継ぎが短い、声が震える、かすれる・・・でお困りの場合は、早々のご受診をお勧めします。
素晴らしい楽器を持っていても、整備不良の状態では、絶対に上手く演奏できないでしょう。
6弦あるアコースティック・ギターで、4弦だけで弾けますか?
また、もし4弦の状態で技術だけで弾きこなしたとしても、それは小手先のテクニックとなり、大勢の人々を感動させる音にはならないでしょう。
喉の状態を最高にして練習すれば、グングン歌が上手くなります。
自分自身を、声という道具で自由自在に表現してください。
歌は、自分のためでもありますが、聴く人の心を癒すために存在します。
さあ、あなたの声と歌で、多くの人々に感動を差し上げてください。
どんなに練習しても歌が上手くならない人_e0146240_23515941.jpg









ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)








追記:ときどき「痛い治療やハードなマッサージをするの?」と聞かれますが、物療に関しては喉頭に適した非浸襲性の医療機器で、ほとんど何も感じないものばかりです。また、喉頭クリニカルマッサージは、喉の小さな筋肉を扱うため、繊細なタッチの優しく柔らかい手技ですから心配は要りません。発声医学と解剖を知り尽くし、指先の触覚を練磨しなければできない特殊なマッサージです。難易度の高い會田のテクニックをご堪能ください。





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2008-12-15 00:02