2008年 10月 29日
喉が自由になる!
過緊張性発声する方や喉詰め発声する人の喉頭は、茎突咽頭筋や咽頭収縮筋(輪状咽頭筋)などで奥上に引き込まれています。
当サロンの物療および會田茂樹の喉頭クリニカルマッサージで、甲状軟骨が自由自在に動き始めます。
初めて受診された患者様は、声が「スルッ」と出てくる感覚に驚嘆します。
そうです、発声は無理やりするものでなく、喉頭が恣(ほしいまま)に動いてこそ、あなたの音楽センスや歌唱テクニックが活かされるのです。
喉頭周辺筋が硬い患者様の術前と術後の甲状軟骨の位置を調べてみました。
まず、術前に側位の写真を撮ります。
茎状突起先端から喉頭隆起先端、喉頭隆起先端から第7頚椎棘突起先端まで直線を引きます。
その両距離を合計します。
術後も、同様に計測します。
その結果、個人差はありますが、最小2ミリから最大13ミリまで距離が伸びました。
これは、筋肉が柔軟性を得て、甲状軟骨が前方に移動したことを意味します。
繰り返します。
喉頭は自由でこそ良い声が出せるのです。
縛りつけないでください!
ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)
過緊張性発声や喉詰め発声を治そう!
追記1:甲状軟骨翼を親指と人差し指で軽くはさんで、ゆっくり奥に押して発声してみましょう。なんて声が出し辛いか。このような状態ではピッチやリズムをコントロールするのは不可能ですよね。素晴らしい声や歌を獲得するために、過緊張発声や喉詰め発声は必ず改善させましょう。そして、当サロンで発声の効率と能力を最大限に高めれば、聴く人を感動させる声や歌が可能になるのです。
追記2:このような外喉頭から詳しく研究し的確な施療を行っているのは、世界でも會田整骨院付属ボイスケアサロンのみです。北は北海道から南は沖縄まで、さらにアメリカやヨーロッパから治療を受けるために来院する患者様もいます。また、病医院から依頼を受けて施術することも増えております。
追記3:なぜ思い通りの声がでないのか? その答えはココにあります・・・
~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
by aida-voice
| 2008-10-29 15:53