2016年 02月 04日
喉の肉離れ ~テーピングの実際~【過去記事再掲載】
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筋肉の状態を知らずに自分でマッサージしたり、長時間声を使ったり、無理に大きな声を出したりしたとき、外喉頭筋を傷める人が大勢います。
感覚も曖昧な発声関与筋ゆえ、ケガをしても、痛いほどではなく、違和感を覚える程度。
しかし、良発声には悪影響。
今回は、その筋肉を保護して動きを正しく戻すためにテーピングの例をご覧いただきます。
《方法や注意事項》
●弾性テーピングを当該筋肉の長さおよび幅に切り取り、起始から停止までTensionを掛けずに正確に貼る。
●皮膚がかゆくなったり違和感を感じたりしない限り24時間の貼付を行う。
●入浴は吝かではないが、水分を良く拭き取ること。
●剥がすときは皮膚を傷めないよう気を付けること。
症例1
右茎突咽頭筋の筋痛、右胸骨舌骨筋の筋々膜炎
症例2
左茎突咽頭筋および左肩甲舌骨筋の筋線維損傷
※お写真を撮らせていただいた患者様に感謝申し上げます -會田茂樹-
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2016-02-04 04:02