2008年 06月 12日
これが究極の喉頭クリニカルマッサージ!
これが究極の喉頭ケア!
研鑽に研鑚を積んで完成させた、喉頭クリニカルマッサージの様子を写真解説して公開します。
正確な触診の後、的確な筋アプローチを施して、発声を改善します。
外喉頭筋(ここでは胸骨舌骨筋)と甲状軟骨両翼に付着する下咽頭収縮筋および輪状咽頭筋部をじょじょにストレッチ開始します。
喉頭周辺筋筋線維の軟化を促した後、甲状軟骨をやや反転させ、ゆっくり正確に甲状軟部に指を挿入させます。
甲状軟骨内部に指の先端を差し入れ、斜披裂筋・横披裂筋・後輪状披裂筋を弛緩させるストレッチをします。
さらに外側披裂筋・甲状披裂筋まで探り当てて繊細かつ揉捏に行います。
顎二腹筋前腹・顎舌骨筋・茎突舌骨筋・舌骨舌筋・オトガイ舌骨筋などの舌骨上筋群を、個別に起始停止までケアします。
外喉頭筋群をストレッチします。この的確なアプローチによって、甲状軟骨は自由自在の活動が可能になり、発声がグンと向上します。
首を回旋して各筋のテンションをアップさせた状態で筋硬度を測り、筋肉に柔軟性と運動性をつけていきます。
究極の喉頭ストレッチです。場所を少しでも誤ると、効果はありません!
内側翼突筋の一部や顎二腹筋後筋の念入りなケアによって舌の動きを良くしたり共鳴腔を拡大させたりして美声を創り上げます。
実は・・・、最大に効果的な會田の 示指 による秘技があります。それは当院で体験して堪能してください。きっと、一瞬にして声が出しやすくなったり発声能力が高まったりする即時効果の素晴らしさに驚くでしょう!!!
ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)
~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
by aida-voice
| 2008-06-12 00:35