2008年 03月 07日
旧 會田ボイス整骨院 ホームぺージ ボイスコラム12
ホームページ改新にあたり、2005年に発表した會田ボイス整骨院ボイスコラムを載せます。
このコラムは当時の最新発声医学をお伝えしてきました。
既に古い情報となってしまい、現在とは多少異なる見解もあります。
しかし往時の最先端を偲んで訂正せずに載せることをご了承ください。
その点をご考慮いただき、お読みくださいますようお願い申し上げます。
12:輝く声が人を魅了するパート7・・・アクティブボイス
これまでボイスメンテナンスで、皆さんの喉と声を施療整備するお話をしてきました。
このメンテナンスにより、喉周辺筋の筋力強化と柔軟性と反応性が高まった状態をアクティブボイスと言います。
このアクティブボイスを使いこなすことによって自信が生まれ、コンサートや発表会のような緊張した場面でも泰然と臨んで成功を収めることができるようになります。
野球で例えるならイチロー選手や松井選手のような一流のスポーツプレーヤーです。プロ野球選手として活躍するにはセンスや体格が必要でしょう。誰も彼もが確実にトップアスリートになれるはずがありません。けれどもご承知のように、彼らは野球プレーの技術練習はもちろん、肉体の鍛錬は並大抵ではありません。弛まない努力が彼らの成功を支えています。
声は、生来持って生まれた能力に大きく影響すると言われています。しかし、論理的かつ合理的にトレーニングすれば、アクティブボイスによって美声を獲得することができます。
そうです、一流に一歩近づきます。
超一流になって世間から評価されるには、運やタイミングなどの他の要素もからんできますが、努力相応のポジションは得られるものと固く信じています。元々の才能だけに頼りすぎていると墓穴を掘りかねません。
さあ、あなたも成功のために、その維持のために、アクティブボイスを習得してください。
※下の写真は、喉を詰めた状態の発声時の口腔【上】と、アクティブボイス状態での発声時の口腔【下】を歯科大学病院で撮影したもので。
~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice
| 2008-03-07 23:10