2008年 03月 21日
一色クリニック(形成外科・耳鼻咽喉科)での外来
京都の一色クリニックでの喉頭クリニカルマッサージ外来の様子を報告します。
日時
毎月第2・4水曜日 9:30~18:30
特徴
一色クリニックでは大勢の音声障害の患者さまを中心に診ております。
適応症例
痙攣性発声障害、声帯萎縮、声帯浮腫、反回神経麻痺、吃音障害、声帯結節、ポリープ様声帯、歌声障害、過緊張性発声障害、喉頭外傷、声失症など(これらはほとんどが手術に至らないけれど難治のものが主)です。また、甲状軟骨形成術後のリハビリや歌手の歌唱力アップも行っています。
施術成果
完全治癒するものではないが、即時効果があるケースが多く、筋肉の反応性と記憶力(つまり体が覚える)によって回復していきます。
課題
①筋硬度や血流量の客観的データを録って、喉頭クリニカルマッサージの作用の科学的検証を進めること。
②SD法(Semantic Differential method)を採択して、心理学的測定法を敢行する。それによって喉頭クリニカルマッサージの意味構造を明らかにすること。
③さらなる効果的な施術を行い、ひとりでも多くの皆様にご満足いただくこと。
The situation of my treatment
ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)
お知らせ:一色クリニックの喉頭クリニカルマッサージ外来は、2009年9月をもって終了しました。
~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
by aida-voice
| 2008-03-21 00:34