甲状腺手術後の発声問題


甲状腺摘出後の…

「何となく声が出しにくい」
              
「手術前に比べ高音が出なくなった」

「喉が乾燥する」

「むせたり、痰がからんだりする」
                       
などの症状緩和にも…

喉頭クリニカルマッサージが有効!




甲状腺腫瘍や甲状腺癌により甲状腺を摘出したとき、反回神経を傷つけなくても発声し辛いことが多々あります。
これは、手術や創部筋肉の瘢痕や癒着が原因の一つと考えられます。
その筋部を見出して的確な施術を行うことで、発声が楽になったり元の声に戻ったりします。

①デリケートな触診により、各外喉頭筋の動作具合と瘢痕の状態を調べる
  (これが誰にも真似できない會田のウルトラ・テクニック!)
②創に問題がなければ喉頭牽引機を用いて微細ストレッチおよび僧帽筋の
  加温を行う
③低周波3V1200Hz10~15分通電する
④瘢痕部にピンポイントで超音波治療器3MHzを照射して1秒間に300万回の
  高速マッサージを行う(瘢痕部位を見極める技術が必須)
⑤癒着部位を緩解させる絶妙な喉頭クリニカルマッサージを敢行する





音声耳鼻咽喉科医や甲状腺専門医にかかっても、「声が出ているから問題無い」と診断されたにもかかわらず、声が辛い方は、早急に會田までご相談ください。瘢痕・癒着は時間が経つと治りが悪くなることが判明しました。当院では、手術後3~6か月位からの施術開始が最も良い改善結果を出しています。




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手術後の瘢痕が存在する外皮(皮膚)の様子







ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)






~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
by aida-voice | 2008-03-14 21:14