2008年 03月 08日
NHK取材 ベー・チェチョル氏 来日&来院
アジア・ナンバーワン・テノールと呼び声の高いベー・チェチョル氏
會田ボイス整骨院に通院するためドイツより来日!
その様子をNHKが取材!
2007年4月1日発表
世界で活躍し、貴重なリリコ・スピントの声質を持つテノール歌手ベー・チェチョル(Jaechul Bae)氏は、2005年10月に甲状腺癌に罹患し、ドイツで全摘手術を受けた際に神経を切断され声を失った。
2006年4月に京都の一色クリニック(院長:一色信彦京都大学名誉教授)で甲状軟骨形成手術I型とIV型を行い、日常会話声を取り戻す。今回、喉頭周辺筋と横隔膜の運動性を高め、歌唱の発声能力を向上させるために會田ボイス整骨院(院長:會田茂樹)に来院。
滞在2週間の施術によって再起への突破口を開き、この様子をNHKが長編ドキュメンタリーとしてTV撮影を行いました。
≪下記の写真はNHK取材時のベーさんの施術風景≫
追記1:ベーさんは胸部の精査を行った結果、右反回神経だけでなく右横隔膜神経も機能しないことが判明しました。私が診たとき、ドイツの甲状腺摘出手術によって外喉頭筋は大きく削除され、その部位は瘢痕化し、筋肉どうしの癒着が顕著でした。一色信彦先生の甲状軟骨形成術で日常会話までは話せるようになりましたが、繊細な音を求める一流の声楽への復調は物理的にも難しい状態でした。これらの様子は、平成19年10月に第52回日本音声言語医学会で発表しました。(本人およびプロモーターの許可済み) また平成19年年末から年始にかけてNHKのBSハイビジョンで何度も放送され大きな反響がありました。
最後に、ベーさんのご多幸を心よりお祈り申し上げます…
追記2:ベーさんの映画、感動しました!
~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice
| 2008-03-08 15:47