声の短問短答【続編616】


「輪状甲状関節が動かない人は、どうやって高音を出しているのですか?」


それは、声帯筋の硬度を上げたり、周辺を過緊張させたりして、高音を発します。


例えるなら、木琴から鉄琴へ変更するようなもの。


発声目的の軟部組織が、硬く動かなくなるため、コントロール性に欠け、概ねキンキン耳障りな声になるでしょう。




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追記1:その他にも、声道を狭めたり、呼気の速度を上げたり、いろいろ技法はあります。しかし、多くは不自然な高音となり、聴衆を魅了する良質な歌声からは遠のくと考えます。




追記2:現実的ではありませんが、歌唱する部屋のヘリウム濃度を高めれば、通常より音が速く伝わるので、声は高音化します。逆に二酸化炭素濃度を高めれば、通常より音が遅く伝わるので、声は低音化します。なるほど…、でも、体に悪そうですね。





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會田茂樹(あいだしげき)





by aida-voice | 2024-02-16 00:28