声の根源は呼吸である


「自分は声が良いほうだ」「私は歌が上手い」と感じているグループと「自分の声はよくない」「音痴だ」と感じているグループに分け、スパイロメーター(ミナト医科学株式会社)で肺活量〔ml〕を調べたことがあります。


今回は、男女や年齢別など詳しいデータの供覧ではなく、トータルな結果(まとめ)を簡潔に。

前者をA、後者をBとします。


おおよそA:B1:0.8という値が出ました。


つまり、「自分の声はよくない」「音痴だ」と感じている皆さんは、肺活量が少ない傾向にあったのです。


実は、同時に音圧〔dB〕も調べておきました。


ぬかりはありませんよ。


その結果も、おおよそA:B10.8だったのです。


自身の声に自信がないためか、声が小さい。


これらのことから「声の根源は呼吸である」事実が再確認できますね。




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追記1:なお、Aのほとんどが、個別に検証しても、それぞれ男女年齢の平均値より高い結果が出ています。トップアスリートも顔負けの6000ml越えもいました。



追記2:声用の呼吸トレーニング「FSBR(ファイブ・セコンズ・ブレス・レコーディング)」の最新バージョンをいずれ公開しましょう。



※本記事に関する質問や意見は受け付けません。内容は私論であり一律一切の責務を負いません。





by aida-voice | 2020-08-02 00:25