2020年 01月 04日
なぜベルカント唱法ができない? 喉頭蓋の謎
声楽の世界で、
いとも簡単にベルカント唱法ができるひとがいる一方、
どんなに練習してもできないひとがいる。
その答えがわかってきました。
数々の摘出喉頭の喉頭蓋を調べた結果、
喉頭蓋側縁にある膜様組織の可動性の違いであると判明してきました。
実際、
手指で動かしてみると、
スムーズに立ち上がる喉頭蓋もあれば、
硬くて動きが悪い喉頭蓋もありました。
同様に、
誤嚥しやすいひとと、
あまりしないひとの違いも、
このあたりに回答があるのかもしれませんね。
喉頭蓋側縁膜様組織は、
厚み・大きさ・硬さなど、十人十色。
やはり人体の神秘って凄い!
メイヨークリニック喉頭機能外科セミナーでの喉頭蓋研究(解剖は医師)
かわらぬご愛顧に感謝!
平成2年4月4日開業(創業29周年)
まだまだ進化の歩みは止まらない …
声のための
リラクゼーション&フィジカルトレーニング
ボイスケアサロン~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2020-01-04 09:19