声の短問短答【続編】555



「指導先生から、自分自身で喉をマッサージするよう指示されました。何度か繰り返していると、だんだん詰まって調子が悪くなってきます。このまま続けても大丈夫でしょうか?」




発声関与筋は、


小さく繊細で、


運動感覚も希薄なため、


当サロンではセルフマッサージを推奨していません。



このため、


筋肉を傷めるひとが後を絶ちません。



実は、


もう一つ注意すべき点があります。



基本的に筋肉は怖がり。



急激に動かされたり伸ばされたりすると


「怖い!」と感じ、


ギュッと縮んでしまいます。



声を作り出す小さな筋肉は特に敏感。



拮抗作用が明確でない発声関与筋は、


縮んだら縮みっ放しの可能性が高くなります。



そして、


筋収縮のベクトルは頚椎方向が多いため、


喉頭は深奥化します。



加えて筋感覚(存在感覚や運動感覚)が希薄。



そう、


自分自身で喉頭深奥ポジションを作り出す結果に陥る!



上記の経緯から、


当サロンではセルフマッサージを推していないのです。



もちろん、


喉頭の解剖学を熟知し、


それら筋肉を探し出し、


繊細に施す手技を有していれば、


自己施術は可能です。



なお、


詳細な状況がわからないため、


この件は、かかりつけの先生(医師や言語聴覚士)の指示に従ってください。



世の中にはさまざまな論理や見解があります。



もしかすると、


わたしが間違っているのかもしれません・・・





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~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2020-01-01 08:49