低音発声と高音発声ではどちらが喉が乾燥しやすい?


低音です。



実験しました。



密閉された狭い防音室で比較検証です。



同一人物に防音室で、45分間、高音中心の歌と低音中心の歌を歌ってもらい、その時の湿度の変化を見ます。


A15時 湿度52% 温度24度→高音歌唱45分→湿度54% 温度26

B15時 湿度51% 温度22度→低音歌唱45分 湿度58% 温度26


結果として低音発声時の湿度が7%も上昇しました。



体内の水分が放出された、


すなわち乾燥傾向にあると考えられます。



発声医科学から机上で推論しても、


やはり低音発声が乾燥しやすいと思います。



高音は声帯ヒダをピンと張ったり薄くしたりして声門通過の呼気は少なめ。



逆に低音は声帯ヒダを緩め厚くし、声門が広がり、呼気が多く出ます。



呼気によって内喉頭粘膜の湿気を奪っていきます。



これが喉の乾燥。〔喉の乾燥を感じる病気を除く〕



よって『極論』ですが、夏の多湿時は低音歌唱が、冬の乾燥時は高温歌唱がおすすめ・・・





低音発声と高音発声ではどちらが喉が乾燥しやすい?_e0146240_09520468.jpg





追記1:上喉頭動脈の血流が豊かなら、どんな環境下でも問題なく歌えますよね。




追記2:防音室は換気扇の常時使用が必須です。今回はデータ収集のため、十分に換気に気をつけながら換気扇をオフにして行いました。タフな声楽家が被検者です。皆さんはマネしないでね。








かわらぬご愛顧に感謝!

平成2年44日開業(創業29周年)

まだまだ進化の歩みは止まらない …





声のための
リラクゼーション&フィジカルトレーニング
ボイスケアサロン




Detailed voice dictionary
 
低音発声と高音発声ではどちらが喉が乾燥しやすい?_e0146240_08162803.jpg
 




~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2019-12-24 08:24