披裂軟骨と輪状軟骨は鞍関節



耳鼻咽喉科の喉頭ファイバーでは、


上から覗くため、


二次元的な平面しか見えません。



実は、


声帯ヒダの開閉を担っている披裂軟骨と、


それを乗せる輪状軟骨の関節面は、


鞍状なのです。



披裂軟骨が開閉と回転のダブルアクションで声門をコントロールしているのはお伝え済み。



これに三次元的な運動要素が加わることがわかってきました。



声帯ヒダが上を向いていると、


声帯筋も声帯粘膜も振動しやすい状態であるため、


高音発声が容易になります。



そう、


制御された美しいピッチの歌声は、


この形。



声帯ヒダが下を向いていると、


声帯そのものを振動させるのにパワーが必要となり、


振幅が大きくなります。



このときの音こそエッジボイスなのです。



披裂軟骨と輪状軟骨との鞍関節の仕様を理解すれば、


声質の向上が容易になるでしょう。





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追記1:デスボイスは、声帯ヒダを下に向けた状態で、喉頭室・梨状陥凹・咽頭共鳴腔を用いて拡大共鳴させた音。




追記2:軟骨は軟部組織に属します。骨同士の可動連結部とは異なるため、厳密には関節と言えないのかもしれませんね。







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by aida-voice | 2019-12-18 13:11