2019年 10月 29日
本格的な喉の筋トレは、歌うより数十倍の効力!
「歌っていれば喉の筋肉はつくよ」は正解です。
しかし、
歌唱によって筋力をつけるには、
かなり時間がかかります。
はっきり言って数年単位。
また、
歌唱によって声帯ヒダを長時間にわたり過度な振動をさせなくてはならないため、
声帯結節やポリープ様声帯のリスクも出てきます。
ボイスケアサロンの筋トレのメインは、
歌わずして筋力をグングンつけること。
12時間ほど休みなく歌い続けた労力を、
1~2分の筋トレでこなしてしまう。
短時間に凝縮した圧倒的な運動量なのです。
正しいトレーニングには、
①ターゲットとする筋肉の位置を探し出せること、
②発声の運動学を正しく理解していること、
が必須。
長く使える上等な喉を作ってみませんか?
追記:歌うだけで筋肉がつくには、大事な条件を二つクリアしていなければなりません。一つ目は外喉頭筋(特に発声関与筋)が柔らかいひと、二つ目は舌骨大角周辺の咽頭収縮筋内に結合織線維が少ない(つまり、浮遊している舌骨が自由に動く環境にある)ひと、の二点。
発声関与筋の筋力がつくと
1 何より声が出しやすくなる
2 声質が向上する
3 歌が上手くなる〔プロで大活躍するかどうかはわからない〕
4 高音や低音が出しやすくなる
5 リズムがピタッと安定する
6 長時間しゃべっても歌っても疲れない〔タフな喉〕
7 音声器質疾患になりにくい
かわらぬご愛顧に感謝!
平成2年4月4日開業(創業29周年)
まだまだ進化の歩みは止まらない …
喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
ボイスケアサロン
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2019-10-29 08:24