歌で重要なのは声帯より共鳴腔!?


答えは、おおむねイエス。

声帯(厳密には声帯ヒダ)の役目は、主に音を作ることとピッチコントロール。

つまり、音の生成。

共鳴腔(特に咽頭共鳴腔が主要)の役目は、主に音色と響きを作り出すこと。

つまり、音の加工。

もちろんどちらも大切です。

一方が欠けてしまえば発声は不可。

しかし、歌手などのアーチストにとっては、後者の共鳴腔が個性を醸し出す、より重要なファクターとなります。

この声帯と共鳴腔は、よく楽器で例えられます。

アコースティックギターを思い描いてください。

ステキな音を奏でるギターがあります。

そこで、ボディー(胴)から弦を外します。

弦だけ、つま弾いたら良い音になりますか?

次に、ボディーのみで、音を作り出せるでしょうか?

どちらもギター音として成立しません。

もうおわかりですよね。

弦が声帯、ボディーが共鳴腔。

共に大事なのは理解できましたが、ここからアーティスティックな内容を考えます。

問題なく音が作られるとしたら、ギタリストにとって欲しいのは、素晴らしい音であるはず。

その際、弦よりボディーの重要性だと考える率が高いと思います。

1000万円の高額アコースティックギターがあるとしたら、弦が500万円、ボディーが500万円するでしょうか?

きっと、ボディーが価格の大半を占めているはず。

アートとして寄与する音色や響きは、ボディーが担っているのです。

まとめとして、声帯も共鳴腔も共に大切ですが、歌の芸術性を求めるなら、共鳴腔が選ばれるのです。






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by aida-voice | 2018-11-12 18:22