J-POPをBGMにしない理由


ボイスケアサロン内ではBGMを流しています。

目的は二つ。

1:心も喉もリラックスしていただくこと。

当サロンは、喉と声のリラクゼーションおよびスポーツトレーニングの場。

喉だけでなく全身が緊張していると、適切なピンポイントマイクロストレッチが叶いません。

2:わたしがしゃべっている内容を、関係ないひとには聞き取り難くすること。

残念ながらサロン内は狭いため、他者の声が聞こえてしまうこともあります。

重要な話やプライベートの会話は防音室で行っていますからご安心を。

ジャンルは、主にリラクゼーション楽曲・穏やかな弦楽器曲・バロック音楽・オペラアリア・イタリア歌曲・ボサノバ・軽いロックやフュージョンなどです。

そう、J-POPは含まれていません。

なぜ?

その理由は三つあります。

1:ミラー効果を避ける。

ヒトは聞くだけでも発声関与筋が微小に動くため、適切なボイスケアのアプローチが困難になります。

2:曲や歌詞が気になって、施術に集中できない。

中でも外喉頭のハードな筋トレ時に気が散ってしまうとケガする危険性もあります。

3:本人の歌が流れた場合、リラックスできない。

以前、ヒット曲のコンピレーションを再生していたところ、来院していた歌手の持ち歌が流れ、落ち着かない様子でした。

以上から、当サロンの営業時間中はJ-POPを利用していません。

もちろん、わたしはJ-POPが大好き。

老若男女の歌い手を問わず、趣味嗜好に関係なく、耳にした曲はカラオケで歌ってみる習性を備えているくらい・・・






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追記1:昔、J-POP曲をかけていた頃の話。アーチスト同士の好き嫌いもあるようで、施術中、ある有名シンガーから「こいつの歌は聞きたくないから止めてくれ」と頼まれたケースもありました。トラブルや嫉妬など、何やら穏やかではありませんね。




追記2:クラシック音楽、特に交響曲など壮大なものは使用しません。それは、ピアニシモとフォルテシモが効き過ぎるから。ピアニシモのときはボリュームを上げなければ聞こえません。そのままのボリュームにしておくと、フォルテシモのときにやかまし過ぎる。ちょっとBGMには合いません。




追記3:ちなみに使用している音響機材はBowers & WilkinsDENON。音声音響研究所(VCS3)のように、音を聴き分け研究する場ではないため、エントリークラスの再生機器を使用しています。以下は音声音響研究所内の写真です。




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喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




Detailed voice dictionary
 
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~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2018-10-15 10:43