喉と声の整形手術


メジャーデビューを目指している歌手から質問をいただきました。

「声帯を伸ばす手術や気道(共鳴腔)を広げる手術を受けようと思っています」

いわゆる喉声整形。

そう、美容整形の手術のようなものですね。

美容の場合でも、美しさの基準は人それぞれ。

人為的に手を加えても美しければOKの概念もあれば、整形手術で得た美貌は認めない考えもあります。

どちらが正しいのか、わたしにはわかりません。

同様に、手術で矯正的に声を良くしてプロ歌手になるのも、現代医学の為せる技。

ご自由に。

ただし、手術をすると、周辺軟部組織(発声関与筋同士、発声関与筋と筋膜、筋膜と皮膚)の瘢痕や癒着の可能性もでてきます。

手術によって声は変わったが、歌い難くなるケースもあり得ますので、十二分に熟慮したうえでお決めください。





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追記1:喉の整形手術は立ち会ったことがないためわかりませんが、甲状軟骨形成術の手術は何度も見学しています。ドクターの技量によって予後が異なる事例を数々知っています。腕の良い医師にお願いしましょうね。思い起こしても、一色信彦先生の手術は実に見事でした。





追記2:手術によって瘢痕・癒着が生じた場合、それを解除する専用アプローチが必要になってきます。これが大変なのです。一朝一夕には改善しない。さらに残ってしまう可能性も大。猶予は手術後1年以内。これまで、甲状腺手術後の瘢痕・癒着で声が出し辛くなり、困っているひとに数多く出会ってきました。








喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




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~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2018-09-11 09:33