2018年 07月 24日
ダンスしながら上手く歌うための呼吸訓練
ダンスしながら、踊りながら、上手く歌うための呼吸訓練があります。
それは、アルティメットブレストレーニング。
これこそ最終兵器的な呼吸法です。
さらに、この呼吸法を身につければ、どんな体勢でも歌うことができるようになります。
寝ころびながらオペラのベルカント唱法も楽々。
逆立ちしながらハードロックのシャウトもすんなりできちゃう。
なぜ?
動いていても、どんな体勢でも、肺の容量は変わりません。
しかし、動きながら、あるいは無理な体勢では、胸郭の動きが制限され、呼吸のコントロールが難しくなったり呼気が少なくなったりします。
そう、空気(呼気)が流れなければ、声帯ヒダは振動できず、声を作り出せないのだから。
声は空気の粗密波(振動)ゆえ、歌とは「空気の芸術」なのです。
さて、アルティメットブレストレーニングを行うには、重要な条件があります。
それは、一般歌唱用呼吸のスキルが熟達していなければならないこと。
当たり前ですが、基礎ができていなければ応用は会得できません。
ボイスケアの世界では、一般歌唱用呼吸の訓練としてFSBRと加圧呼吸トレーニングがあります。
この二つの呼吸法がしっかりできたうえで、アルティメットブレストレーニングを開始しています。
さあ、究極の呼吸を勝ち取ってください。
追記:アルティメットブレストレーニングが完成すると、ブレスもめちゃくちゃ上手くなります。繊細で滑らかな切り返しにもかかわらず肺活量が豊かになるため、「あの歌手、本当に息継ぎしているの!?」と驚かれます。
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會田茂樹|あいだしげき