2018年 06月 07日
本番直前の発声練習は、これで決まり!
それは「N to Vowelトレーニング」と「ウォイトレーニング」の二つ。
実は、楽屋で発声練習を頑張り過ぎて、本番がダメになるケースを多く知っています。
なぜか?
発声はスポーツと酷似しています。
マラソンランナーが、競技の直前に、何十㎞も走り込みますか?
いいえ、ウォーミングアップのための軽いランニングですよね。
スイマーが、競技の直前に、何百mも泳ぎ込みますか?
いいえ、ウォーミングアップのための軽いスイミングですよね。
ボクサーが、試合の直前に、何ラウンドもスパークリングをしますか?
いいえ、ウォーミングアップのためのシャドーボクシング程度ですよね。
タフでしなやかに動いてもらわなければならない筋肉たちが疲れてしまっては、本領を発揮できません。
今までの努力が無になってしまう…
よって、シンガーの場合も、本番直前に歌い過ぎないよう心掛けてください。
そこで、疲れることなく短時間で一気に発声力を高める方法が「N to Vowelトレーニング」と「ウォイトレーニング」です。
この手法を正しく用いれば、本番は最高の仕上がりになることを請け合います。
さて、やり方です。
最初にお断りしなければならないのは、この二つは、喉頭の柔軟性と、ある程度の運動性(筋力を含む)を有していなければ不可能である事実。
よって、術前の外喉頭の筋硬度が20Tone以下で、LSE(ラリンクス・スライド・エクササイズ)〔発声関与筋の筋トレ〕とウォイ負荷トレーニング〔輪状甲状筋の筋トレ〕が正確にできているひと限定で教授します。
會田によって「LSEが上手い」ならびに「ウォイ負荷トレーニングで輪状甲状関節の動きがある」と認定され、かつ、知りたい人は、施術後の防音室内でお尋ねください。【2018年6月末まで】