2017年 12月 20日
本当にそれでいいの?
一部の歌手は「音楽性」や「芸術性」の名の元に研鑽をおざなりにしている。
そう、発声は、声帯を含め、すべて筋肉による運動。
付け加えれば、声に必須となる呼吸も、横隔膜を伴った筋肉の運動なのです。
つまり、歌手はアスリート。
ボイスアスリートなのです。
スポーツ選手が、ストレッチや筋トレなど、基礎トレーニングをおざなりにしていると思いますか?
トレーニングをせずにフィギュアスケートで金メダルを取れますか?
トレーニングをせずにプロ野球で3冠王を取れますか?
トレーニングをせずにボクシングで世界チャンピオンになれますか?
トレーニングをせずにサッカーでワールドカップ優勝できますか?
一部の歌手がトレーニングをせずに歌っている。
売れてしまえば、歌声の質なんてどうでもいいの?
ファンさえいれば、テキトーな歌声でいいの?
J-POPは素晴らしい芸術です。
さらに高める努力を惜しまないで欲しいと願うのは、わたしだけでしょうか?
追記:わたしの知る多くの歌手は、日々の努力を大切にしています。なぜなら、歌は、自分のためだけでなく、聴くひとに捧げるものであるから。本文に該当する歌手は、極一部でしょう。そう強く信じたい・・・
ボイスケアサロン
會田茂樹|あいだしげき
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2017-12-20 17:01