輪状甲状筋と咽頭収縮筋(輪状咽頭部)は同一筋だった!?


東京大学の学生Uさんからの質問でした。

輪状甲状筋は咽頭収縮筋(輪状咽頭部)の一部ではないか」と。

昔、知人(医師)から同様の意見を聞いた記憶がよみがえりました。

確かに、輪状咽頭筋の筋線維の延長上に輪状甲状筋が存在しています。

しかも、ある程度、走行(連続性)は一致している。

あり得る話です。

そこで、メイヨークリニック喉頭機能外科教室のセミナーで行った摘出喉頭のビデオを再検証したところ、「輪状甲状筋は咽頭収縮筋(輪状咽頭部)の一部である可能性」も否定できない判断に至りました。

何が言いたいのか?

現状、わたしに正誤はわからない・・・

この一言です。

指先に神経を集中しながら丁寧に咽頭収縮筋と輪状甲状筋を触れていくと、何となくつながっているように感じる個体と間違いなく途切れている個体に遭遇します。

やはり、軟部組織の曖昧さ。

存在状況からすると、都市伝説だと言い放ってしまうのは、粗暴な意見に陥ってしまうような気がします。

皆さんは、どう思われますか?





e0146240_16065120.jpg





追記1:もし、輪状甲状筋と咽頭収縮筋(輪状咽頭部)が同一筋であるなら、ピッチのコントロール性能の向上には、咽頭収縮筋の運動性アップも不可欠となるわけですよね。そうすると、現在、ボイスケアサロンで行っている輪状甲状関節モビリゼーションやウォイ負荷トレーニングに加え、新しい手法を編み出さなければなりません。なるほど、咽頭収縮筋の自律的トレーニングですか…???





追記2:これまで来た大学の多い順は、①京都大学、②東京大学、③早稲田大学となっています。日本の未来をよろしくお願いします!






喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




Detailed voice dictionary
 
e0146240_11353490.jpg
 




~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2017-12-22 00:54