声帯模写は誤記 !?


声帯模写をデジタル大辞泉で調べると「有名人・芸能人などの声や口調などをまねる演芸。声色(こわいろ)」と出てきます。

そう、声のモノマネ。

これを声帯模写と呼称しています。

さて、声帯模写の語句だけからひも解くと、声帯を模写する主旨となり、この模写は「忠実に再現すること」と大要されます。

照らし合わせれば、声帯模写とは、マネる対象者の声帯そのものを忠実に再現(構築)する意味となります。

でも、そんなのは絶対に無理だと、誰にでもわかります。

声帯(正確には声帯ヒダ)は、個人によって形(大きさや厚みや重さなど)が異なる個性のあふれる存在。

誰一人として完全に一致する声帯はありません。

加えて、この声帯を意図的かつ正確に変化させるのは不可能であることも周知の事実。〔数百万年を経て発声メカニズムが進化すればこの限りではないかもしれません〕

本来の意図する内容は声マネです。

実際、声マネは、声帯ヒダではなく、共鳴腔を利用しているのです。

よって、声帯模写ではなく、共鳴腔模写と称した方が正確を期すかもしれませんね。

まあ、現実、共鳴腔模写と言われてもピンときませんので、これまで通り声帯模写の呼び名で良いと思いますが・・・



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by aida-voice | 2017-09-08 17:03