2017年 08月 04日
歌唱に向いた口の開け方【一例】
顎関節は、ヒンジ運動とスライド運動のダブルアクションが主となります。
歌唱時、最初に真下へ下ろすような感覚で開けながら、次第に下顎を前に出すようなイメージを持って開口すると良いでしょう。
これにより、口腔内の舌の運動性が高まり、咽頭共鳴腔の容積増加による声質向上が期待できます。
追記:この開口方法は、論理的に考究された一例であり、顎関節運動の左右差を含む各人の個体差により、他の方法が適する場合も多々あります。したがって、あなたにとって「この方法がベスト」とは限らないことをお伝えしておきます。実際、わたしには合いません。学生時代の柔道試合中、左顎関節を脱臼してから開口不全と開口恐怖により、左右シンメトリーな開口が難しいからです。
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2017-08-04 11:11