★誰もがやっている発声練習の罠★


驚愕の事実!
常識がくつがえる話
~あなたは大丈夫?~



歌のレッスンに採用されている一番初めの声出し。
ピアノやキーボードの伴奏に合わせ「ア・ア・ア・ア・ア・ア・ア・ア・ア」と、基音から徐々に音高を上げ、そして元へと順に下げる。
例えば「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ファ・ミ・レ・ド」。
次は半音や一音あげて「ド#・レ#・ファ・ファ#・ソ#・ファ#・ファ・レ#・ド#」や「レ・ミ・ファ#・ソ・ラ・ソ・ファ#・ミ・レ」。
順々どんどん高まります。
次第に最高音が苦しくなり、ピッチが下がったり声がひっくり返ったり。
ここで終了。
ご存知、基本の基本、準備的な発声練習ですよね。
実は、ある人々にとって、この発声練習は発声練習にならない。
さらに言えば、発声に悪影響を及ぼしている可能性もあるのです。
解説しましょう。
まず、この発声練習の目的は、①喉を温めること、②正確な音階を確認すること、の二点に集約されます。
とても理にかなっています。
ただし、気を付けなければならない重要ポイントがあります。
発声や歌唱に慣れていないひとが、この発声練習を行った直後、外喉頭筋が硬くなり、声の運動性が低下する事実を確認しているのです。
ピッチ上昇が、そのひとの能力を超えた途端、グッと力んでしまい、発声関与筋の過緊張および喉頭の深奥化〔一過性LDP〕を引き起こします。
この発声練習で、頑張れば頑張るほど喉は固まってロックされ、その次に行う本格練習や歌唱が思い通りにならない。
これでは本末転倒。
なお、①発声関与筋が柔らかいひと、②この発声練習に慣れているひと、③一流歌手、は本来のfirst practice in vocalizationになりえますので、何ら問題ありません。
検証した結果、発声前の筋硬度が45Tone以上だと、この発声練習が苦しくなるようです。
2万人以上の検査データから、10人中7~8人が30Tone以上だと考えられますので、本当に多くのひとが該当します。
もしかすると、あなたも最初の準備発声で、逆に喉の性能を下げているかもしれませんよ!




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追記1:喉頭の筋硬度測定は当サロン独自の検査によるものです。指標は次の通り。エリートボイスユーザーは10~20Tone、一般的には30Tone以下を推奨、30Tone~80Toneは喉の筋肉が硬い状態(病気ではなく単なる筋肉の癖)、明確なクリック音の出現が40~50Tone前後です。今回の調査で45Toneから効果的ではない判定がなされましたので、これはクリック音発現の数値とほぼ合致しまね。




追記2:「毎回のレッスンでこの発声練習をします。それもかなり高音まで。いつも最初の発声練習だけで喉が硬くなるように感じます。習っている先生との良好な関係を崩したくありません。一体どうすればよいでしょうか?」 教師やボイストレーナーに習う際の注意点があります。彼らは声や歌の達人です。つまり、この発声練習が効果的なウォーミングアップに成り得る人々。しかし、ご質問くださったあなたは違います。残念ながら先生は、あなたのフィジカル面の喉状態を把握していません。よって方法は二つ。一つは、喉が硬くなる事実を伝え、他の方法に変えてもらう。もう一つは、うまくごまかして乗り切る。結局、習う側が優秀でないといけないのです。ご教授くださる先生方は、いとも簡単に発声できるからこそ、あなたに教えているのですよ!




追記3:これを解消する方法が判明しました。只今、最終精査中。こうご期待!!!






喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
 ボイスケアサロン
 會田茂樹|あいだしげき 




Detailed voice dictionary
 
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by aida-voice | 2008-08-08 23:01