2016年 12月 09日
痙攣性発声障害外転型の喉頭特徴が判明
今回は外転型。
主な声の特徴は、発声時に息が抜けて声にならない。
本当にお辛いこととお察し申し上げます。
病院で痙攣性発声障害と診断された方々の外喉頭に多く触れ、その様態をつぶさに検証してきました。
徐々に喉頭の特徴が判明してきました。
《喉頭特徴》
痙攣性発声障害外転型のひとは…、甲状軟骨が広角で大きいタイプが多い!
《理由》
発声関与筋の収縮ベクトルが頚椎方向ゆえ、喉頭の深奥化により、披裂軟骨小角が頚椎前面に押し当てられ、声門開大を余儀なくされるから!
追記1:痙攣性発声障害に罹患すると、LDPになるのは避けられないようです・・・
追記2:なお、内外転両型では、声帯ヒダを強く閉鎖すると共に、声帯ヒダを開大する力が上記理由により増し、初音で詰まって以降で息が漏れる連続現象となるのです。
喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
ボイスケアサロン
會田茂樹|あいだしげき
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2016-12-09 00:05