2016年 10月 20日
本態性のかすれ声の対応方法
耳鼻咽喉科で調べても原因が明らかにならない“かすれ声”の状況を本態性嗄声と呼称します。
原因がわからないから、診断もできないし、治療法もない。
そのようなケースは「咽頭共鳴腔の活用で嗄声をカバーしよう!」が効果的です。
つまり、かすれ声を音色で誤魔化すことにほかなりません。
追伸:かすれ声の根本は、何らかの理由により声門から息が漏れ出し、声帯ヒダの振動効率が下がっている状態。上記のように耳鼻咽喉で調べても病気と診断されない場合、①後方の部位で声門が開いている、②声帯ヒダのめくれ上がり方がほんの少し左右非対称である、ケースが多いと思われます。これらは喉頭ファイバー検査で発見できません。
喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
ボイスケアサロン
會田茂樹|あいだしげき
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2016-10-20 00:52