2016年 08月 24日
声の短問短答【続編】440
「喉の筋トレってあるんですか?」
はい、あります。
発声は、小さく感覚を伴わない外喉頭筋の運動です。
声帯は、自分で収縮する以外は、他の筋肉によって動かされています。
呼吸も、内外肋間筋と横隔膜(主に筋肉で構成)から成り立っています。
発声には、すべて筋肉が関与しているのです。
これはもうスポーツと同じ。
よって発声にかかわる筋肉を鍛えることで声力はアップします。
ただし、それらの筋肉に柔軟性と可動性が担保されていない限り、どんなに筋トレを行っても、硬くて動かない筋肉となり、過緊張性発声やLDPを作り上げてしまうため、十分なノウハウが必用となります。
当サロンでは、術前筋硬度が25Tone以下で輪状甲状筋を含む外喉頭筋のためのEMS、20Tone以下のエリートボイスユーザーにはLSE(ラリンクス・スライド・エクササイズ)を行い、それぞれの筋力を増強させています。
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2016-08-24 00:08