2015年 12月 22日
LSEで左右差があるのは問題ない
スーパーエリートボイスユーザーに対し、発声関与筋の筋トレとして最先端のLSEが誕生しました。
構想は数年前から。
実験と検証を繰り返し、ようやく実施に至りました。
ひとを惹きつける声を出すための喉は、初めに柔軟性、次に運動性、最後に筋力。
その筋力を培い、タフな喉に仕上げます。
これぞ、声のスポーツジムの真骨頂。
LSE受術者からよく「左右差を感じるが問題ないの?」と問われます。
これは問題ありません。
ヒトの筋肉の形状やパワーが、ピタッと左右対称同じであることは超稀。
姿勢であったり利き手であったり鞄の持ち方であったり職業やスポーツの種類であったり、これらの諸条件が重なり合って左右非対称になります。
なお、研究結果では、LSEによって脆弱な片側が鍛えられますから、最終的にシンメトリーに近づき、スタミナに溢れたパワフルな喉環境が誕生するでしょう!
追記1:この段階に到達したスーパーエリートボイスユーザーは、声の過使用でも音声障害(声帯結節・ポリープ様声帯、声帯のう胞など)には罹患しにくくなります。プロは、最高の声を提供してこそプロ。整備不良のピアノや壊れたドラムで演奏したらファンは悲しみますよ。
追記2:スーパーエリートボイスユーザーとは、喉の柔軟性と運動性を確保している声達人のこと。柔軟性は常時筋硬度20Tone以下、運動性は舌骨引き出しアプローチ&加圧呼吸トレーニングが完璧であること。
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2015-12-22 14:11