2015年 09月 12日
声の短問短答【続編】361
「今はどんな研究をしているの?」
はい、お答えします。
この休業中(2015年9月)の長期研究は、主に以下の三つ。
1:以前から集めた膨大なデータ(外喉頭触診および摘出喉頭解剖など)を精査し、発声時における披裂軟骨の回転とスライドの運動視野からの関係
2:自分自身の触診技術の向上トレーニング〔ⅰ多種類の豆腐を用意して崩さないよう持ち上げたり形成したりする ⅱ目の粗さが異なる数本のヤスリの表面に触れて溝空間を触知するなど〕
3:幼児の発声力を高める方法の開発〔孫の協力を得て声の根源を探る大事な研究〕
これらの実験や研究が、きっと皆さまの声質アップに還元できるものと自負しております。
未開の分野ゆえ、どこまでも地味で長い研究の連続です。
さらなる声援や激励を何卒よろしくお願い申し上げます!
追記:ボイスケアは、まだまだ進化します。會田の触診技術および手技も、圧倒的な領域(神業?)に達するまで努力は止めません。
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2015-09-12 03:24