食道発声にも咽頭共鳴腔は最重要!


癌で喉頭を摘出した後の発声法として食道発声があります。
これまで数々アプローチさせていただきましたが、基本は、①手術後1年以内の施術開始(瘢痕・癒着の解除)、②温存された外喉頭筋の運動性アップ、が挙げられます。
最近の研究で判明した結果があります。
食道発声において、単なるコミュニケーションだけでなく、音色や響き、つまり歌唱を可能にさせるには、健常喉頭と同様に咽頭共鳴腔の役割が最重要。
ただし、手術の内容と瘢痕・癒着の程度によって効果は大きく異なります。
まず外皮から精密検査を受けてください。
喉頭を摘出された方々の声の回復を心よりお祈り申し上げます。



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~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。




by aida-voice | 2013-04-08 20:22