2015年 08月 07日
喉頭外傷性迷走神経圧迫症候群
~喉頭外傷後、迷走神経にトラブル発生!?~
ケガの部位の筋腫脹や筋硬化によって迷走神経を圧迫し、さまざまな症状を呈する場合があります。
疼痛はもちろん、咽および空咳の増加、嚥下時の違和感を覚える場合は、喉頭外傷性迷走神経圧迫症候群を疑ってください。
受傷部の瘢痕および癒着で固定化されると、快癒までの時間が長引き、発声に多大な悪影響を与えかねません。
精密な検査と正しい処置を!
追記:喉頭外傷性迷走神経圧迫症候群による具体的な発声〔歌唱〕障害は、①高音が出なくなる、②ピッチコントロールがやり難くなる、③声がかすれる、④声が割れる、⑤のどの中がムズムズして歌が途切れる、⑥息継ぎが短くなる、などのいずれか、または、それらの組み合わせ。
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2015-08-07 12:00