2015年 06月 11日
ボイスアンチエイジングを受けよう!
50歳を越えたらボイスアンチエイジングを受けてください。
とくに職業歌手やアナウンサー・声優などは、大切なケアとなります。
ケースによってそれぞれ異なりますが、メインは通常のボイスケア施術に、甲状軟骨舌骨間の甲状孔を広げて上喉頭動脈の血流アップを目指します。
同時に、鼓膜の積極的保湿を行い、聴こえを良くします。
そう、声帯も鼓膜も軟部組織から構成されます。
そして、粘膜が重要な役目を担っています。
粘膜はほぼ水分。
加齢により水分含有率が下がります。
その結果、振動(声帯の場合は呼気による振動で、鼓膜の場合は空気の疎密波による振動)が悪くなり、発声力と聴力も落ちます。
声に関しては、嗄声(かすれ声・枯れ声・ガラガラ声)・ピッチコントロール性能の低下・低音化〔主に閉経後の女性〕・高音化〔主に声帯萎縮傾向の男性〕などが挙げられます。
耳に関しては、高音が聞こえない・小さな音が聞き取りにくい・繊細な音色の判別が難しくなるなどが挙げられます。
最近の蚊は羽音がしなくなったと感じていませんか?
それは、蚊が進化して、そっと忍び寄る飛行能力を獲得したのではなく、あなたの高音聴力が落ち、モスキートサウンドが聞こえないだけ。
実際、わたし自身、60歳に近づくに従い実感しつつあります。〔なお、わたしは適切なケアを実行していますので安心です〕
是非、当サロンでボイスアンチエイジングのアプローチを受けてください。
残念ながら齢を重ねることを止めることはできませんが、老化を遅らせ、あなたの素晴らしい発声力と聴力を維持させることは可能なのですから。
声を職業としているプロにとって、喉と耳は命の次に大切にしなければならないはず・・・
追記:ボイスアンチエイジングは、個人の状態の違いにより施術内容は豊富となりますが、一般的ボイスケアと同じ料金です。シニア向けのお得な設定。なぜなら、末永く歌唱(発声)や音楽を楽しんでいただきたいから。ご予約は、電話&メールで「ボイスアンチエイジング希望」とお伝えください。
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2015-06-11 18:23