甲状腺摘出後の瘢痕・癒着の外喉頭


癌やバセドウ病などによる甲状腺摘出手術後に必ず起こる、皮膚および筋肉(筋膜)の瘢痕と癒着。
手術では避けられない事象。
この結果、発声運動が阻害され、①声が出し辛い、②声が割れる、③かすれ声(嗄声)、④音域が狭まる、⑤声がこもる(響かない)、⑥長くしゃべられない(すぐに疲れる)、⑦喉が乾燥する、⑧滑舌が悪くなる、⑨喉が突っ張る、などの状況に陥ります。
細密なアプローチで、これらを解消していきます。
ただし、手術後、1年以上経過すると、改善速度が極端に落ちますので、ご来院はお早めに!

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※ご許可をいただき供覧しております
黒線は手術の傷跡
赤線範囲内が瘢痕・癒着の部位
青斜線は咽頭収縮筋と茎突咽頭筋の硬化部位






~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2015-04-06 21:16