長時間、音楽を聴く際の注意点


長時間、音楽を聴く際の注意点を掲載します。
①音に慣れてしまい繊細な違いを聴きわけられなくなる
最初は丁度よく感じていた音も、次第に小さく感じ、どんどんボリュームを上げた経験は誰にでもあるでしょう。
スピーカーを用いた深夜の長時間リスニングにはご注意ください。
また、ヘッドホンやイヤホンも同じ傾向にあります。
耳を傷める恐れもありますからね。
ヒトは素晴らしい音に敏感ですが、すぐ慣れてしまうのも本態なのです。
②鼓膜の振動が熱変換され耳孔内部に熱がこもって聴力精度が落ちる
音は空気の疎密波、つまり、振動です。
物質(ここでは鼓膜)を振動させ神経で脳に伝える。
振動は熱に変換されます。
耳の穴は小さい。
熱がこもってしまい、聴覚環境に弊害が生じます。
では、どのくらいが良いのでしょう?
これも個人差はありますが、45~50分間、真剣に聴き込んだら、10~15分程度、積極的休憩を取ってください。
これなら、12時間までならOK。
なぜ12時間まで?
わたし自身、何度も試したから。
ところで覚えていますか?
積極的休憩とは、目を閉じ、音を聞かない、音楽や歌のことを考えない、などですよね。
耳とその能力を大切に保ちながら、素敵なリスニングライフを楽しんでください。

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追記 1:ボイスケアサロンの「耳力アップアプローチ」も完成し、一般デビュー待ち。ご期待ください。




追記2:②に関して、とくに密閉型ヘッドホンや耳孔深く挿入するタイプのイヤホンには十分な注意が必要と思われます。

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by aida-voice | 2014-08-23 01:48