2014年 08月 19日
声の短問短答【続編】267
「なぜ、歌がうまくならないのか?」
答えは多岐にわたると思いますが、勝手な独自の見解では、何よりも聴き込みが足りないから。
もし、あなたが天才シンガーならば、一度、聞いただけで、歌の再表現は簡単でしょう。
しかし、世の中の99%は音楽天才ではないはず。
ならば、うまく歌いたい歌を徹底的に聴き、理解し、自身に同化しなければなりません。
歌のすべてを知り、解釈してこそ、その歌に馴染み、歌うことができるのです。
だからうまく歌いたい歌を、何度も、何度も、何度も、何度も・・・、真剣に聴き込みましょう。
何回?
①10回
②100回
③1000回
答えは・・・
わたしは1000回でも少ないと感じています。
そして、発声に関わる喉の筋肉と呼吸が正しく動いていないから。
このケースに陥っている方も多い。
でも、ご自身は気付いていない・・・ 残念!
追記:可能なら、良い音で聴いてください。良い音源、良い再生機器(オーディオ)で。それはミラー効果があるから。美しい音を聴き込めば、あなたの声は美しくなります。汚れた音を聴き続ければ、あなたの声は乱れます。人間の持つ『まねる力』は予想以上に強いのです。
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2014-08-19 04:22