声の短問短答【続編】266


「ボイスケアサロンに何回通えば良いですか?」

残念ながら的確な回答ができません。
なぜ?
わからないからです。
声は、数も動きも感覚も結構曖昧な軟部組織(外喉頭筋)によって作られます。
それら各部位ごとの個人差も大きい。
だから、あなたにも、わたしにも、誰にもわからない。
例えるなら、体つきを一瞥しただけで、「君は〇〇回練習すれば逆上がりができるよ」と、ピタリと当てることが不可能なのと同じレベル。
発声関与筋の柔軟性も筋力アップも、アッと言う間に獲得するひともいれば、2年経過しても無理なひともいます。
これだけは、やってみなければわかりません。
当サロンのアプローチは、未踏の領域の声専用施術です。
わたしは、ボイスケア研究のために、本気で不眠不休を貫徹しています。〔知人や家族には健康面で心配をかけています〕
この研究に時間と費用が莫大にかかり、残念ながら施術費が高額・・・
世界のどこを探してもやっていない、ここまでマニアックに、そして徹底的には!
今日も日本全国からお越しになります。
遠くからお越しになる方は旅費もかさみます。
それゆえ、皆さんには、熟考に熟考を重ね、本気で発声の運動能力を高めたいひとのみお越しいただき、その際は、わたしの持てるすべての力をご提供する所存です。
予約が取り難い状況が続いています。
いい加減な気持ちの方や冷やかしの方は、本当に来院したい方々に是非ともお譲りください。
何卒よろしくお願い申し上げます。

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追記1:予約のキャンセルは、本気で来たいひとに多大な迷惑をかけます。お控えくださいませ。なお、無連絡でドタキャンした方は、その後、一切の施術をお断りしております




追記2:ボイスケアは着実に発展しています。①半年前より更に外喉頭発声医学が進歩しました。②會田の触知技術がますます進化しています。③インプットとしての聴こえの研究も活発です。④ピンポイントマイクロストレッチの手技が巧みの域に達しつつあります。実際、以前は1年かかった症例が、現在では半分の6か月で改善してしまうケースもあります。過去に、改善しなかった方も、今、もう一度トライしても良いかも・・・

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米国メイヨークリニック喉頭機能外科教室での触知研究〔写真→絵〕


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真の声を知るための音声音響研究所






~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2014-08-16 20:56