2014年 01月 04日
ワイン雑話
「ワインに詳しいと聞きましたが、最近、飲んだ中でお気に入りは何ですか?」
くだらない内容ゆえ、読まずに飛ばしてくださって結構ですからね。
したがって、声の短問短答からは除外します。
昔(20年以上前)、ワインとモルトウイスキーに心を奪われ、何度もフランスとスコットランドに足を運びました。
どんなことにも徹底的に追及する気質。
どんどん高揚し、ついにワインバーとオーセンティックバーの二店舗を経営しました。(現在、一店は閉店、もう一店は売却済み)
オーナーが気に入った酒を出す店として、若干の好評を得ました。(利益度外視のコストパフォーマンスに優れた価格で提供していました)
両店とも大変こだわり、内装やグラスも工芸品を準備しました。
もちろん、店内BGM用の音響も、超一流のオーディオ機器をそろえたのです。
現代の日本において、常々、わたしは食べたり飲んだり見たり聞いたりする行為は、何らかのアートを含有していると考えています。
それらが融合し、極上の芸術や文化が完成する。
歌も然り。
つまり、歌は人間の生き方そのものなのです。
話がそれましたが、このお正月も仲間達と数々のワインやシャンパンを飲みました。
今回、その中で最も感銘を受けたのが、シャトーマルゴー1970です。
44年も前に作られたワイン。
濃いガーネット色の液体の中に、じっくり熟成された芳醇さと、気迫ある活きの良さを感じました。
大地(畑の土壌)と葡萄と時間が織りなすハーモニー。
そして、何よりも美味しかった!!!
神様(もし、いらっしゃったら…)に感謝します。
ありがとうございます。
追記:年を取るにしたがいアルコールが弱くなってきました。さらに強度のめまいも追い打ちをかけ、酒量はかなり落ちました。しかし、良いこともあります。多量は飲めないため、少量でもしっかり味わい楽しもうと集中するようになりました。すると、以前よりも、舌に感じる繊細な味の種類が増えてきたのです。たわいない出来事に対し感動が多くなったことに喜びを感じています・・・
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2014-01-04 12:32