2018年 12月 17日
ヘッドホンでじっくり聴き込むときの重要ポイント【過去記事再掲載】
「こんな歌手になりたい」「あんな歌声になりたい」との希望があれば、是非、素晴らしい音源と再生機器(今回はヘッドホン)で、じっくり聴き込んでください。
何度も何度も何度も聴き込めば、ミラー効果によって、耳・喉・身体が再表現性を高めていくはず。
注意点は、①音程やリズム、②音色と響き具合、③息の流れる様子、を徹底的に傾注すること。
普段、歌のために①の音程やリズムは、一般的に誰でもやっています。
ここからが Voice Lover の世界。
他人と差をつけるには②と③がとても重要になってきます。
魅惑的な声を求めるなら、②の音色と響き具合を感じ取ってください。
そして、圧倒的な声量の歌声を獲得したければ、③の息の流れる様子も感じ取ってください。
いいですか、音楽を聞き流すのではなく、音声を聴き込むのですよ!!!
追記1:動画で歌っている様子を観察することもお薦めします。その際のポイントは、①喉周辺の動き、②呼吸の様子、③口と唇の動き、の3点を押さえてください。
追記2:歌のリズムやメロディはどのように作り出しているか知っていますか? 輪状甲状筋を中心に、後筋や外喉頭筋群を加え、そして、5つの共鳴腔を駆使した活動の結果なのです。そう、やはり歌って、“運動”そのものなのですよ!
追記3:ヘッドホンやイヤホンを使用する際、大ボリュームや長時間は耳を悪くするので注意してください。聴いた音の再表現が声ですから、ご自身の耳を大切にしてくださいね。
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2018-12-17 10:05