声の短問短答【続編】139


「LDPが改善してからボイストレーニングを始めるべきでしょうか?」

そうですね…、その方が習得効率は良いと考えます。
膝の曲げ伸ばしができない状態で走り高跳びの練習をしても無駄であるのは火を見るより明らか。
身体が硬く床に手が着かない状態でバレエの特訓を受けても意味をなさないのは自明の理。
これと同じようなもの。
LDPによって・・・
①外喉頭の筋肉が硬化し発声運動の性能が低下(リズムやメロディが損なわれる)
②輪状甲状関節の可動範囲が小さくなり高音が出ない(音域が狭くなる)
③咽頭共鳴腔が狭くなり音色が悪くなる(くぐもった声や響きが足りない声)
この状況で、どんなに必死に歌唱トレーニングを積んでも、なかなか思い通りにいかないのではと推察します。
当サロンでLDPが解消して初めて「おぉ、高音が楽に出るようになった」と実感を得る方が多いことも、このことの裏付けとなるでしょう。
ただし、LDPが解消しても、即時に高音が出たり歌がうまくなったりはしません。
LDPは癖です。
LDPから解放されても、結局、力を込めて声を出す行動癖も直さなければ、自由な発声は得られません。
この行動癖も無意識です。
やはり簡単ではないのも事実なのです・・・

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~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。なお、LDP(喉頭深奥ポジション)は病気ではなく喉筋の癖&独自の造語です。






~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。





by aida-voice | 2013-11-09 00:10