声の短問短答【続編】102


「LDPやクリック音があるとダメなのでしょうか?」

いいえ、日常生活に問題ありません。
病気でもありませんから、放置しても良いと考えます。
ただ、声を生業にしている方や声を大切にしている方は、改善をお勧めしています。
LDPやクリック音の存在は、音色や響きを構築する咽頭共鳴腔を狭くしている可能性が非常に高い。
例えるなら、アコースティックギターのボディにタオルをパンパンに入れ空間を減らした状態で演奏しているようなもの。
音は出ます。
しかし、良い音からは遠ざかります。
これと同じ原理。
そう、物理的な現象なのです。
声質に興味のないひとは、そのままでOKですよ。

声の短問短答【続編】102_e0146240_12262796.jpg






~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。




by aida-voice | 2013-07-09 12:27