声の短問短答【続編】78  ~お世話になった方々~ 最新版


「會田先生は、どちらで研修を積みましたか?」

まずは、35年以上前、柔道整復師として白石洋介先生〔医学博士〕に教えを乞いました。【麹町白石接骨院
橈骨下端の骨端に関してミリ単位の整復や、ギプスを巻く際の1度単位の角度の重要性を教えていただきました。
現在のマニアックな実験や検証が完遂できるのは、白石洋介先生のおかげです。
五十数年生きたわたしの人生の中で最もリスペクトする人物です。
同様に、音声医学に関して最大に敬愛するのは一色信彦先生です。
ご存じのように、日本の音声医学の先駆者であり重鎮。
京都大学名誉教授です。
本当に可愛がっていただきました。
京都の一色クリニックでは、外喉頭の専門外来を立ち上げていただき、月二回・三年間ほど担当し、実に多くの音声障害の患者様にお会いしました。
また、一色先生のお言葉添えで、アメリカ合衆国のメイヨークリニックの喉頭機能外科に参加できました。
米国でトップの医学研究機関と病院です。
一色先生は、実質、わたしのボスです!
海外では、フィラデルフィアに所在を置くボイスファンデーションにも所属しています。
この学会は、音声医師・音楽教師・歌手が集まる世界で最大の組織です。
次に、声楽を学ぶひとなら必ずご存じの、はぎの耳鼻咽喉科(萩野仁志医師)でも外喉頭専門外来を月一回・二年間ほど担当しました。
あとは、東京医科大学病院耳鼻咽喉科(渡嘉敷亮二教授)にもお世話になり数々の喉頭枠組み手術の見学、自治医科大学(金沢英哲医師)での検証など、多くの医療関係者と共にしました。
さらに、最先端の医療を提供している東京ボイスクリニック品川耳鼻いんこう科(楠山敏行医師)でも、月一回・一年間ほど、外喉頭チェックを行っていました。
このように、多くの皆さまのおかげで外喉頭の科学理論とアプローチが成り立っています。
心より、心より、感謝申し上げます。
これからも、研究や実験を重ね、さらに進みます。
ガンガン突き進みます・・・

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追記1:学生時代からの恩師は八谷芳樹先生です。高校生以来35年以上ずっとお世話になりっぱなし。つい最近も「會田君は元気か?」と、お電話をいただきました。常に生きる道を教えていただきました。尊敬と厚謝の念にたえません。また、八谷芳樹先生の質感ある豊かな声は、聞くひとの心を奪います。とっても素敵なお声。いつまでもお元気でお過ごしください。
八谷芳樹先生は、社会のさまざまな分野で功績をあげた人物に贈られる叙勲、平成26年春の瑞宝小綬章を授けられました。おめでとうございます!!!




追記2:歌に関しては、H先生・Y先生・I先生・A先生・S先生に師事しました。【この中に発声法に対するお考えが大きく異なるお二人がいらっしゃるので、イニシャル表示としました。クラシック(声楽)の世界は、音楽ジャンルの中でも特にデリケートですね・・・】





追記3:なお、後輩となりますが、百田壮一氏と上村憲一郎先生も忘れてはいけません。わたしの人生の中で、最も信頼できる人物の二人。仕事も私生活も苦楽を共にした仲間。もし、この二人がいなかったら、今の會田茂樹は存在しないでしょう。深い感謝と共に、百田壮一氏と上村憲一郎先生のご成功とご多幸を、切に、切にお祈り申し上げます。
「また、逢おう!」
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~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。




by aida-voice | 2013-06-19 02:23