声の短問短答【続編】65


「ボイスケアサロンのアプローチってプラシーボ効果じゃないのですか?」

おぉ、鋭い意見だと思います。
確かに当サロンのアプローチは、医師の手術や投薬のように劇的な器質変化を起こすものではありません。
喉筋の柔軟性や運動性の確保、あるいは喉のコリやリラクゼーションを対象としています。
したがってプラセボ(プラシーボ)効果を伴っていることは十分に予想されますね。
病気を除き、声の良し悪しは個性や芸術の範疇に含まれるものです。
つまり、基準が曖昧。
本院の施術は発声機能促進が主ではありますが、プラセボ効果で求める声が叶うなら、それも “あり” だと考えます。
各種スポーツや楽器演奏の上達も簡単ではありませんが、声を出すことはさらに思い通りにいきません。
そう、厄介で素敵な存在なのです。

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~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。




by aida-voice | 2013-04-12 15:00