2016年 12月 16日
高音こそリラックスしよう!【過去記事再掲載】
高音発声に力は必要、しかし、余分な力は不要
フィギアスケートのジャンプを思い出してください。
男子のトップスケーターは4回転しますよね。
相当な筋力が必要です。
でも、無駄な力を抜ぬかなければ転倒してしまいます。
これと同じ理屈です。
さらに「4回転できれば姿勢や着地なんてどうでもよい」はずはありませんよね。
すべての動きに、ダイナミックさと共に美しさが求められます。
歌も同じ。
単に高音を出せればOKではないはず。
わたしたちは、聴くひとを感動させる音楽的および芸術的な高音を求めているのです。
喉頭の柔軟性があるからこそ、発声運動のパフォーマンスを発揮できるのです。
とくに厄介なのは喉頭深奥ポジション化現象。
ほとんどのひとが気づいていない。
理由は以下。
A:病気でなく癖であること
B:喉の深奥化を感じ取れない
C:通常の嚥下や発声にはまったく問題ない(ただただ思い通りの発声や歌声にならないだけ)
解決すれば自由な発声となり、他者を魅了する声質に近づきます。
そう、高音こそリラックスなのです・・・
喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
ボイスケアサロン
會田茂樹|あいだしげき
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2016-12-16 00:06