2013年 02月 24日
声の短問短答【続編】53
「會田先生は、本は出さないのですか?」
これまで出版社からの執筆依頼は何度も受けました。
しかし、いまのところお断りしてます。
なぜなら、声の正解や真実を見出していないから。
喉ニュースはブログゆえ、多少間違った論理でも、許されるかもしれません。
けれども、本は重大な責務が伴います。
まだまだ未熟なわたしには、書籍にするなんて無謀な行為。
遅々粛々と精進しながら研鑽を突き詰めます。
いずれ、公にしても恥ずかしくない研究発表が成されたとき、そのとき初めて出版の是非を考えたいと思います。
追記1:喉ニュースは教科書ではありません。わたしの研究や勝手な想いを綴ったブログです。喉と声が大好きなだけ。それら自己満足で、ちょっぴり研究結果とライトなエッセイを書く。発声の指南書と勘違いしている方もいらっしゃるようですが、それは誤解です。確かに、毎回、命がけで書いています。しかし、消えゆく声と同じように、喉ニュースは所詮たわごと。楽しみながら気軽に読むと、きっと面白いですよ。
追記2:ときどき知らない読者からお手紙が送られてきます。中身は、ほとんどが個人的な質問ばかり。サイドの連絡欄に「★記事は私見であり、内容に関しての保障や責任は持ちません。自己判断でお読みになったり試したりしてください。質問・意見・謬見の指摘をいただいても、一律一切対応しておりません。」とあるように、お返事は差し上げておりません。無理なのです。実際に、喉も検査していない、声も聞いていない、この状態では何もわかりません。文面だけから判断した憶測は、最終的に不幸な結果を招きます。何卒ご理解ご協力くださいませ。
~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。
by aida-voice
| 2013-02-24 08:33